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不安は「外に出す」ことで整理される ——コンテイニングという考え方

前回のブログでは、心理学を「生活の言葉」として使うこと、特に、強迫的な思考や不安とともに生きる感覚について書きました。考えすぎてしまうこと、わかっているのにやめられないこと。そうした体験は、理論だけでは捉えきれず、日常の感覚に近い言葉が必要になる場面も多くあります。今回はその続きとして、不安をどう扱うか、そしてどこまでを自分が引き受け、どこから距離を取るかという視点を、コンテイニングという考え方から見ていきたいと思います。⸻不安を感じたとき、「自分でなんとかしなきゃ」「人に出すほどのものじゃない」そうやって抱え込んでしまう人は少なくありません。けれど心理学の世界では、不安や混乱した感情は、一人の内側に閉じ込めておくほど、形を失っていくと考えられてきました。コンテイニング理論も、そうした発想から生まれた考え方のひとつです。⸻コンテイニングとは、簡単に言えば、まだ整理されていない感情を、いったん外に出して預けること。言葉にならない不安、矛盾した気持ち、自分でもよく分からないモヤモヤ。それらを、評価したり正したりせず、「そう感じているんですね」と受けとめてもらうことで、感情は少しずつ形を持ち始めます。外に出すことで、不安は「ただの塊」から「言葉を持った感情」へと変わっていく。それが、コンテイニングの基本的な考え方です。⸻この考え方は、強迫やぐるぐる思考とも深く関係しています。強迫的な思考がつらくなるとき、多くの場合、不安は頭の中で何度も反芻され、外に出る場所を失っています。「ちゃんと考えきらなきゃ」「納得できるまで確認しなきゃ」そうやって内側で処理しようとするほど、不安はかえって固ま
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