犬を迎える前、犬種についてどこまで調べていますか?│行動獣医師監修
最近診察をしていてたまに感じることがあるのですが、
「どうしてこの飼い主さんはこの犬種を選んだのか」
ということです。
人気犬種でいうと、ダックス、トイプー、チワワ、パグ、柴犬、などが圧倒的に多く、最近ではミックス犬も増えています。
わんちゃんは元々人のお手伝いをするように繁殖された品種(使役犬)もいれば、最初から可愛がるために繁殖された品種(愛玩犬)もいて、
個々の性格の違いがあるにしても、
やはり犬種によってベースの性格が全然違います。
◎代表的なところでいうと、トイプードル。
もともと、人間が可愛がるために品種改良された犬なので、
人間に依存しやすく、相談内容も「分離不安」が圧倒的に上位を占めます。
だから、専業主婦の方の家など、
誰かが在宅されている家庭には向きますし、
犬との距離を近く取りたいという方に向いています。一方、一日中家に誰もいないような家庭では、
分離不安を起こして過剰咆哮や破壊行為、排泄の失敗など
様々な問題行動を起こすようになります。
◎ダックスフンドも人気ですが、
ダックスで一番多い相談は過剰咆哮です。
ダックスは元々洞穴の動物を狩るために品種改良されており、
吠えて追い立てる習性があるので
他の犬種に比べてかなり吠えます。
子犬のころから無駄吠えが問題になる犬種は少ないですが、
ダックスは子犬の段階で習性的に吠えるので、
早めのトレーニングが必須になります。
マンションなど音が問題になるような環境の方は、
一度しっかりと検討してから迎え入れたほうが良いでしょう。
当然、コリーのような使役犬はエネルギー量が大きいので長時間の散歩が毎日必要になります。
0