揺れやすさを、気質だけで決めなくていい理由
「人の言葉に敏感になる」「音や空気に疲れやすい」そんな自分を見て、「これは気質なのかもしれない」と感じたことがある人は少なくないと思います。HSPという言葉が広まり、自分を理解するヒントになった人もいる一方で、少し息苦しさを感じた人もいるかもしれません。当てはまる日も、そうでない日もある揺れやすさを強く感じる日。一方で、驚くほど落ち着いて過ごせる日。その差が大きいほど、「気質で説明できるのかな?」と迷うことがあります。でも、人の状態はいつも一定ではありません。揺れは、いくつもの要因が重なって生まれる。作業療法士として現場で見てきたこと、そして自分自身の経験からも感じているのは、心の揺れは、体調・疲労・生活リズム・環境・人との関わりなど、いくつもの要因が重なって起こるということ。気質だけで説明しきれない揺れも、たくさんあります。ラベルより「今の状態」を見る。「HSPだから仕方ない」と思うと、少し楽になることもあります。でも同時に、その言葉に縛られてしまうこともある。大切なのは、ラベルよりも今の自分はどんな状態かを見ることです。
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