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人の“微妙な表情”を受信しすぎる問題

人と話しているとき、相手の表情の“ほんの一瞬の揺れ”を拾ってしまうことがある。眉が1ミリ下がった。口角が少しだけ消えた。声のトーンが0.5だけ沈んだ。それだけで、「あ、この話題、触れないほうがいいな」と判断している自分がいる。相手はほとんど気づいていない。むしろ本人より先に、その人の気持ちの変化を受信してしまう。この感度のせいで、私は昔から“人の気持ちを先に背負う癖”がある。誰かが少しでも疲れていると、胸の奥がひゅっと痛くなる。それがたとえ知らない人でも、だ。「大丈夫ですか?」と声をかけたくなるけれど、そっと見守る。人の心の波を拾ってしまうのは、苦しいときもあるけれど、きっと私の特性なのだろう。そのぶん、誰かが笑顔でいてくれると、“2倍嬉しくなる”というメリットもある。感受性が高いって、ちょっと面倒で、ときどきあたたかい。そんな性質を、私は少しずつ好きになり始めている。
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