いらないブロックは壊せるー権威のブロック ー
学校の先生にも、会社の先輩にも、「この人は合わない」「何か変だ」と違和感を覚えた経験なかったですか。相手が自分より知識や経験を持っていても、肌身で接していれば「それでも何か違う」と感じられる。そうですね。人は一人ひとり異なるのだから、その正しさが万人に当てはまるわけがないでしょう。でも、距離が離れた瞬間——人は驚くほど簡単に自分の判断を手放します。メディアに出ている専門家の言葉、権威ある大学教授のコメント、著名な科学者の見解。これらを そのまま鵜呑みにしてしまう。本当は、知らない分野でも「疑う余地」があってもいいのに、「知らない」から無防備になる。「自分の感覚より肩書きを優先する瞬間」たとえば、体調が悪くて病院に行ったとき。医者の説明が妙にしっくり来ない。身体感覚と説明が噛み合わない。それでも——「でも先生だし……」と、自分の直観を押しつぶしてしまう。この瞬間に作動しているのは権威のブロック(権威の前で思考が停止する現象)です。有名大学の教授でも、著名な科学者でも、テレビのコメンテーターでも、構造は、ただの人間とまったく同じ。偏りも限界もあるし、完璧な判断などあり得ないものです。専門家の一致は「真実への到達」ではない何かが起きたとき、専門家と言われる人々が揃って同じことを言う。多くの人はこれを「正しさの証」と受け取る。だが、それは論理的にまったく違う。専門家が一致する理由は、同じ情報源を参照している。同じ教育体系の中で訓練されてきた。外れた意見が叩かれやすい構造がある。これだけで説明できる。一致しやすい構造で、真実性を保証していない。専門家の一致=真実ではなく、専門家の一致=同
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