一歩が重いのは、日常を守ろうとしているから
宵灯を一つ。今日も守護者〈アスル〉とのお話をお届けします。「前へ進みたい気持ちがあるのに、怖さが足を引っ張ることがある」さて、詳しく聞いていきましょう。何かをしたいと思うのに、いざ動こうとすると怖くて動けない。そんな経験は、誰にでもあるだろう。それは怠けているからでも、やる気がないからでもない。そういう仕組みがあるからだ。何かを始めるということは、今までの日常が変わるということ。早起きをするなら、就寝時間が変わるかもしれない。勉強をするなら、趣味や休息の時間を削らなければならないかもしれない。変化があると、なかなか一歩が踏み出せなくなる。今の生活でも、特に問題はない。それなら、挑戦して躓くよりも現状のままでいいのではないか。そう思考が向いてしまうこともあるだろう。だからこそ、何かを始めるときは本当に少しずつ、変化を加えていくのがいい。いきなり早起きして勉強や読書に取り組むのではなく、まず起床時間を10分早めてみる。起きた後は、ぼーっとしていてもいい。早起きすること自体に負荷があるのだから、起きられただけで、もう十分だ。「スモールステップ」というものだな。急激な変化は、大きな揺り戻しを呼ぶ。小さく始めることで、もし元に戻りたくなっても「少しだけならできる」という行動が取れる。慣れてきたら、次へ進めばいい。すぐに結果がほしいと思う人は多いだろう。だが、なかなかそう上手くはいかないものだ。日々の生活は、小さな習慣によってつくられている。怖さが足を引っ張るのは、その習慣を崩したくないという無意識が働くからだ。しかしその無意識も、小さな変化を積み重ねていけば少しずつ書き換わっていく。怖さ
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