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親友の弟と、恋愛できますか?【連載中】第7話

第7話 碧斗くん、ご立腹「碧斗《あおと》、怒らすとめっっちゃ怖いタイプだから」    こそっと教えてくれる朱音《あかね》の言葉を、胸に刻み込む。  明日は我が身かもしれない…。  碧斗《あおと》くんの大きな体が私を包むように立ち塞がり、いつもより少しだけ緊張感を持った指が家の鍵を開けた。  一応女性の部屋なので、碧斗《あおと》くんと琉生《るい》くんは玄関のところで待っていてくれるらしい。  朱音《あかね》と洗面台と自分の部屋と行き来しながら、キャリーケースや大きめのカバンにものを詰め込んでいく。  とりあえず2週間ぐらい過ごせるものがあれば、充分。  おいおい運び出していくようにして、日常使いのスキンケアや洋服、仕事関連のものが詰められれば…なんて思っていたのに、荷物はあっというまに山になる。 「先に俺の車に積んでくるよ」 「ありがとう、お願いします」  琉生《るい》くんが軽々荷物を肩にかけ、両手に持ち、部屋を後にする。  並んでいると2人とも同じぐらいだから、見慣れてしまうけど、碧斗《あおと》くんも、琉生《るい》くんも、身長大きいんだよね…。    琉生《るい》くんはハーフだから、身長と足の長さは遺伝子レベルだと思うんだけど、純日本の碧斗《あおと》くんも、高身長で足の長さがすごい。 「朱音《あかね》…、外国の血が入ってるとかない?」 「え?ないよ?琉生《るい》だけよ」 「そうだよね…」  真剣に荷物を詰め込んでくれている朱音《あかね》を見つめて、(朱音《あかね》も手足長いボンキュボン‼なんだよなー…)と、おじさん発想が浮かぶ。  同じ日本人なのに、…と。  この3人と一緒
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親友の弟と、恋愛できますか?【連載中】第3話

第3話 碧斗くんはモテるのです。 「最初は、私が碧斗《あおと》に同居を持ちかけられてたの」  「え?朱音《あかね》と?」    びっくりの連続で、え?しか出てこない。   飲み物が届き、手際よく私と朱音《あかね》の前から空グラスをどけて、新しいグラスを置いてくれる。   自分のお酒を飲みながら、私たちの様子を再び見守った。   お行儀いいし、手際もいい。   飲んでる姿は、ウサギみたいで可愛いし、これは何度も感じる、(碧斗《あおと》くん、モテる!!!)  「この通りイケメンでしょ?」   頷くしかできません、その通りでございます。   「モテるわけよ、とてつもなく」    そうでしょう、そうだと思います。   「で、あまりにモテすぎて、面倒になっちゃったわけ、女性が。碧斗《あおと》の年齢が、結婚適齢期に入っているし、こんな優良高物件あったら、女性が来るでしょ?じゃんじゃかと」  「うんうん」   「で、色々あって、嫌気がさした碧斗《あおと》が、姉ちゃん!家賃3分の2出すから、同居してくれ!お願い!女避け!って言ってきたの」  「ほーほー…」     朱音《あかね》の隣で飲み食いを続けてる碧斗《あおと》くんに、変化ゼロ。   お姉ちゃんの真似にも、モテるエピソードにも、動じてません。  「いくら姉弟だからって、アラサーになってまで弟と同居なんて邪魔だし、琉生《るい》がいるから、いや!って断ったの」    琉生《るい》くんと朱音《あかね》も年齢的に結婚考える?なんて言ってたから、ここで碧斗《あおと》くんとの同居は考えちゃうよね…。    琉生《るい》くんは結婚したいけど、朱音《あか
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親友の弟と、恋愛できますか?【連載中】第2話

第2話 弟くんと同居って発想は、いかがなものか! 朱音《あかね》の発言に、上げたジョッキがそのままに。    朱音《あかね》は「すっきりしたー!」と、さっきとは打って変わって喉越しよくビールを飲み干した。   「おかわり頼もう!次は何する?」     もう解決したよね!よかった!と言わんばかりの笑顔でメニュー表を見せてくる朱音《あかね》の腕をつかんで、私は固まった顔を近づけた。   「待て待て待て待て。え?弟いるの?」     「あ!うん!いるの!実は。イケメン高身長の高学歴高収入。いい物件だよ?男避けにはちょうどいい」   「そんな高物件に彼女がいないわけないでしょ!!」     朱音《あかね》は女性の割に身長高く、すらっとした長い美脚は筋肉が上手についたセクシーボディ。     隠れ巨乳で、腹筋もうっすら割れてることを知っている。     そんな美女!!!の朱音《あかね》の弟、確かにイケメンだと思う!信憑性があるけども、、、!   「いきなり私と同居とか、おかしいよ!?なに言ってるの!?」    「彼女いないし、引っ越し費用出させるし、家賃も3分の2でいいよ!稼いでるし!」   「ちょちょちょちょ、そんな巻き込めないよ!?本人の意思は!?」    「呼ぶ呼ぶ!呼んで紹介するよ!」     朱音《あかね》はもう決めました!と強い意思で、揺るがない。    決めきれない私を待てず、追加のお酒を勝手に頼むため、店員さんを呼んでしまった。  「ウーロンハイ2つで」  注文を聞いた店員さんが去り、朱音《あかね》が呆然としたままの私に、枝豆のお皿を差し出す。 「飲みながら話ししよ。ま
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