介護職12年のリアル🍀生活のために働いても手取り18万円
私はこれまで、介護の仕事を12年間続けてきました。介護福祉士として、訪問介護・サービス提供責任者として、週6日フルタイムで働いてきました。持っている資格です。介護福祉士、同行援護(一般・応用)、ガイドヘルパー、福祉有償運送運転者講習修了。現場の仕事はもちろん、責任者として他の職員を支えたり、利用者さんやご家族と関わる時間も多くありました。それでも手取りは18〜19万円。ボーナスは年2回で、合計16万円ほど。この数字を見て、驚かれた方もいるかもしれません。でも、これは特別な例ではなく、介護職ではごく普通のことなのです。しかも訪問介護の場合、利用者さんのお宅に伺うために、自分のバイクや車を使うことが多く、ガソリン代もかかります。それに、移動の時間はお給料の計算には入りません。利用者さんの家を出て、次の家に行くまでの30分がどれだけ長くても、それは「勤務時間」にはならないのです。これが、現場の現実です。身体的にも精神的にも負担の大きい仕事なのに、生活できるだけの収入を得るのは本当に難しい。「やりがいがあるから頑張れる」と言っても、心や体が疲れきってしまえば、続けることができません。それでも、現場を離れずに働き続けているのは、やっぱり「人の人生に関わる仕事」だから。感謝の言葉をもらえる瞬間や、利用者さんが笑顔を見せてくれたときのあの温かさが、支えになっていました。次回は、そんな介護職を取り巻く制度の矛盾について書きます。処遇改善費や報酬の仕組みなど、知らない人が多い部分を、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。
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