「それどころじゃない」とき、どうする?
大人になると「忙しい」のが「当たり前」になってしまいます。社会人なりたてはそうでもないけれど、忙しく走り回っている先輩や上司を見ると「忙しくしていなければいけないのでは」と思ってどんどん自分に詰め込む。それが続くと自分を保つための余裕もなくなってパンク寸前になります。
それどころじゃない!と思ってしまうのはどんな時か、どんな心理状態になるか、その理由と対策を考えました。
<状況>それどころじゃない状況とは?
一番は「多忙」ですよね。「席を温める暇もない」という喩えがありますが、文字通り自分の席に座る暇すらないほど忙しかったりします。
行きつく間もないほど次から次へとタスクをこなしていくと、一種のトランス状態になります。ランナーズ・ハイのような、自分の調子がとても良く感じ、能力も上がったように感じます。
ランナーはゴールがありますが、毎日の仕事や生活にゴールはありません。ずっとその状態が続くことになります。
そうすると気持ちの余裕が無くなります。
時間が無い、というのも「それどころじゃない」に拍車をかけるでしょう。
自分以外の代わりがいないのも、抱え込み状況を引き起こし、余裕を失わせます。
「もっと頑張るぞ!」と自分の背を押した結果、気がつけば一人でいくつものタスクを抱え込んでしまったりします。
または望んでいないのに一人で何役も担う状態になってしまっていた、ということもあるでしょう。
会社では「プレイングマネージャー」として、家に帰れば母親・父親として、更に育児・介護・看護を請け負っている人もいるでしょう。
<心理・健康>それどころじゃないとどうなる?
一息つく暇もないと、体よ
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