絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

“愛されていたのか”わからなかったわたしへ

「愛されてなかった」とは言いたくない。 でも、「愛されていた」とも、素直に思えない。 そんな気持ちを、ずっと奥にしまい込んできた。 思い出すたびに、「わたしが悪かったのかな」と思ってしまうから。 それに、「あの頃の母も精一杯だった」と、わかっているから。 でも最近、ようやく少しずつ、 “わたしの感じていたこと”をそのまま受けとめていいんだって思えるようになってきた。 誰かを責めたいわけじゃない。 自分を正当化したいわけでもない。 ただ、ずっと言えなかった「ほんとうの気持ち」を、 今のわたしが、静かに聞いてあげたくなった。 “愛されなかった”とは言いたくないわたし「愛されなかった」と言ってしまうのが、ずっと怖かった。 それは母を責めることになるようで、 どこかで母を守りたい気持ちもあったから。 母には母の事情があった。 母なりに、できることをしてくれていたと思う。 だからこそ、「愛されてなかった」と決めつけることに、強い抵抗があった。 「愛された記憶」より「満たされなかった感覚」が残っているでも正直に言うと、 わたしの中に強く残っているのは、「愛された」という記憶より、 「満たされなかった」という感覚のほうだった。 たとえば、気持ちをわかってもらえなかったこと。 どう伝えていいかわからずに、黙り込んでしまったこと。 伝えても、伝わらないと感じて、あきらめてしまったこと。 言葉にしてもらった記憶が、あまりない。 「だいじょうぶ?」「どうしたの?」 そんなふうに気持ちをたずねられたことがあったか、今もよく思い出せない。 だから、次第に**“感じること”そのものをあきらめて、ただやり過
0
1 件中 1 - 1