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「また会いたい人」は、何をしているのか。中谷彰宏さんに教わった信用のクレジットの貯め方

「頑張っているのに、なぜか次につながらない」 「一度は仕事になっても、長い付き合いにならない」 「発信しているのに、人との関係が深まっていかない」 そんなモヤモヤを感じることはないでしょうか。 実力がないわけではない。 努力していないわけでもない。 でも、なぜか「あの人にまた頼みたい」と思われる人と、そうではない人に分かれていく。 その差は、派手な実績や話のうまさだけではないと私は思っています。 長く仕事をしてきて、強く感じるのは、結局のところ人は「信用のクレジット」を少しずつ貯めている人のところに戻ってくる、ということです。 その大切さを教えてくれた一人が、作家の中谷彰宏さんです。 20年以上続く関係の中で見た、自然な気遣い 中谷彰宏さんは、30年以上にわたり執筆活動を続け、マナーの先生、講師としても第一線で活躍されている方です。著書は1200冊を超える、まさに他に類を見ない存在です。 私がファッション雑誌の編集部にいた頃からのお付き合いなので、もう20年以上になります。もちろん、その間に中谷さんの書籍も数え切れないほど担当してきました。 中谷さんと仕事をしていて、いつも驚かされるのは「徹底的にやり抜く」姿勢です。 原稿を書く。 直す。 戻す。 確認する。 その一つひとつに、仕事相手への配慮がある。 たとえば、添付した画像は、私が企画した本の原稿戻しの際に、一緒に入っていたメッセージカードです。私がドラマ『相棒』が好きだということを知ったうえで、自筆の筆文字でメッセージを書いてくださっている。 普通なら、原稿を戻すだけで十分です。 メールで「戻しました」と書けば済む話です。
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中谷彰宏さんの気遣いから学んだ「信頼関係」が本づくりの核心

母の命日に思い出すこと 今日、9月23日は私にとって特別な日です。 2012年のこの日、母が他界しました。もう13年が経ちます。 その朝、突然「危篤です」という連絡を受け、タクシーで病院へ駆けつけましたが、間に合いませんでした。晩年は体調不良やメンタルの不調もあり、きっと生きづらさを抱えたまま旅立ったのだろうと今になって思います。 当時の私は、年間で15冊前後の書籍やムックを編集しており、毎日7冊近くを同時進行していました。そんな慌ただしい日々の中に突然訪れた訃報。すべての編集作業を中断し、葬儀や告別式の準備に追われることになりました。 母は花が好きでしたが、長い闘病の末、かつて多くいた友人・知人も減ってしまい、葬儀はこじんまりとしたものに。私はただバタバタと、目の前の準備に追われていました。 斎場で届いた花と本 そんな時に、忘れられない出来事がありました。 作家の中谷彰宏さんから、大きな花と「大切な人との別れ」をテーマにしたご自身の著作3冊、そして自筆の短いメッセージが届いていたのです。 私はほとんど誰にも連絡していませんでした。会社に最小限の報告を入れただけです。なのに、なぜここまでの心遣いをいただけたのか。 その瞬間、私ははっきりと感じました。 「ああ、この人は“出版社”ではなく“私”という編集者を見てくれているんだ」と。 「著者と編集者」という関係性 中谷さんはいつも「出版社ではなく編集者と本を作る」と言います。その言葉を、この体験で私は骨身に染みて理解しました。だからこそ彼は今まで1200冊以上、さまざまな出版社から本を出し続けることができているのでしょう。 編集者に
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