筆文字が生まれる瞬間|1枚の作品ができるまで
こんにちは。書道歴24年、筆文字デザインを手がけている佑梨-Yurisyon-です。今回は、私がどのように1枚の筆文字を制作しているのかを、「私の想い」と作品の「流れ」を少し紹介いたします。①言葉を選ぶ(文字の選定)まずは、お客様の思いや目的を丁寧にヒアリングします。「贈り物」「お店や商品のロゴ」「お子さんの命名紙」など、使われる場面によって、線の強さや時の流れを変えています。例:「力強い」「優しい」「しなやか」など、イメージを伝えていただけると仕上がりがより理想に近付きます。②ラフ書ノートと鉛筆を使って、文字の構成や形などの下書きを行います。これから筆と墨を使って書いていく文字の骨組みとなるところです。③筆と墨の準備②で準備したラフ書をもとに、作品ごとに、墨の濃さや、カラー、筆の種類を変えています。たとえば、優しい雰囲気の女の子の名前を書くときは、柔らかい筆を使用し、お店の看板やメニュー、商品ロゴ等の存在感を出したいときには、力強い、硬めの筆で書くなど道具も使い分けています。④書く瞬間筆を持つ瞬間から、空気は変化します。より自分に集中し、1画1画にこだわります。同じ言葉でも、お客様のニーズにあった雰囲気で形にできるよう、心を込めてその作品に集中します。⑤仕上げとデータ化完成後はスキャン・画像補正を行います。お客様の使いやすい形式(JPG/PNG/PDFなど)で納品をしています。最後に…筆文字は、心で感じるアートです。印刷フォントには出せない、温かみや力強さ、繊細さを感じて頂けたら嬉しいです。現在、ココナラでオーダー筆文字の受付中です。今月中(11月中)は¥3,000からの特別
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