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原点に戻るとき ― 白飯のように寄り添う占い師でありたい

原点に戻るときふとした瞬間に、パン屋で働いていた頃のことを思い出すことがあります。夜中にパンを焼きたくなると、自然と手が伸びるのは食パンやバターロール。あの頃からずっと、私の原点なんです。当時の上司は、新しいアイデアにあふれた方でした。驚くような組み合わせを試したり季節の食材を使ったり次々に「オリジナルパン」を生み出していました。その姿勢はとても前向きで、きらきらしていました。一方で私は、毎日せっせと食パンやコッペパンを作っていました。ご飯でいうなら炊き込みご飯はときどき食べると嬉しいけれど、毎日の食卓に欠かせないのはやっぱり白いご飯。パンも同じで飽きのこない生活に寄り添う存在でありたいと感じていたのです。今振り返って思うのは、やっぱりその想いに間違いはなかったということ。夜中に焼きたくなるのは特別なパンではなく、やっぱり素朴な食パンや、ふんわりしたバターロール。そこに安心感があるから。そして、占い師としての私も同じです。特別に飾った言葉や派手な予言よりも、毎日の中で「白飯」のようにほっとできる言葉を届けたい。安心して受け取れる、小さな支えになりたい。そうやって、あなたの暮らしに寄り添う存在でありたいと心から願っています。あなたも、もしかしたら周りに理解されないと感じる瞬間があるかもしれません。でもね、大丈夫。誰よりもまず、あなた自身が自分の一番の理解者でいてください。どんなときも「私はこう思う」と自分を信じられることが、いちばんの力になるから。周りと比べなくてもいいんです。あなたの歩みは、あなたのもの。白いご飯のように、飾らなくてもちゃんと心に届く存在があるように、あなたもそ
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占いなんて信じていませんでした

「えっ、占い師がそんなこと言っていいの?」そう思われたかもしれません。でもこれは、本当の話です。私はもともと、占いを信じていませんでした。だって、同じ誕生日の人が、みんな同じ運命を歩むのでしょうか。同じ星座だからといって、同じ人生になるなんて。どう考えても、おかしいですよね。そんな私の考えが変わったのは、大病を患ったときでした。そのとき、私の手相の生命線は、途中でぷつりと途切れていました。(いつか手相もきちんと学んでみたいと思っています)また、別の占い師さんに勧められて、タロットを勉強中、自分自身を占ってみた時のこと。ありのままの事実がカードに反映されて驚きました。ただ未来を占うのは、自分の感情や願望が強く反映されすぎて、あまり占いになりませんでした。そんな経験を重ねて、今の私は、占いを信じています。カードを信じて誠実に占うと、自然とカードも答えてくれることがわかりました。先ほど「感情や願望が反映されすぎる」と書きましたが、占いには、そうした側面が確かにあります。占いは、断定的な未来を言い当てるものではなく、いくつもある未来の中の「ひとつの可能性」を示してくれるもの。私は、そう考えています。だからこそ、第三者に占ってもらうことには意味があります。自分の願望が入り込みにくく、客観的な視点をもらえるからです。実は私自身も、今でもときどき、他の方に占ってもらっています。「占いって本当に当たるのかな?」と疑ってしまうのは、自然なことです。また、占った結果通りに動かなくてはならないと言うわけでもありません。なぜなら示した未来は、幾つもある道の一つに過ぎないのですから。占い結果を聞いて、ど
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