パートナーへの“影の言葉”に気づく
つい、心の中でつぶやいてしまう…「またそんなことして…」「どうせ分かってないし」「もっとちゃんとしてよ」「もっと稼いでくれたらいいのに」パートナーに対してこんな言葉を、心の中で思ってしまうこと、ありませんか?口には出していなくても、実はそうした“影のつぶやき”って、ちゃんと相手に伝わっているものです。空気感や態度、視線、返事のトーンに…ふとした瞬間に、滲み出てしまう。なぜ、そんなふうに思ってしまうんだろう?相手に期待していたり、「こうしてくれたらいいのに」という理想があるから。でもその根底には、“自分が我慢していること”や“本当は寂しいこと”があるのかもしれません。「私ばっかり頑張ってる」「気づいてくれないのが悲しい」「もっと大事にしてほしい」そう思っているのに、うまく伝えられないと、無意識に相手を見下すことで、自分を保とうとすることもあります。心の中で「バカにしている」「軽く見ている」気持ちがあると、相手との心の距離は自然とひらいてしまいます。そして、ますます「どうせ分かってもらえない」「やっぱり期待できない」というループに入ってしまう。でも、そこから抜け出す方法は、あります。一歩立ち止まって、自分の気持ちを聞いてみる「本当は何をわかってほしいの?」「どうしてそんなふうに思ってしまうの?」そうやって自分に問いかけていくと、怒りやイライラの奥にある、「さみしさ」や「わかってほしさ」が見えてきます。すると、不思議と心の中での“ひとこと”が変わってくる。「ありがとうって言えばよかったな」「私もちゃんと伝えてなかったかも」「この人なりに頑張ってるのかもしれない」そんなふうに、少しずつ
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