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「宿命」を知る学問、それは四柱推命学

安岡正篤が語る「四柱推命」諸君、今日は「運命」というものについて、少し話をしようと思う。世の中には四柱推命や算命学といった、いわゆる「占い」が数多く存在する。多くの人々はこれらを、当たるも八卦、当たらぬも八卦の、単なる吉凶判断や気休めと考えているかもしれん。しかし、物事の本質は、そうした浅い見方の中にはない。私が東洋の古典、特に『易経』などを深く学んできて感じるのは、これらが単なる迷信や偶然の産物ではないということだ。四柱推命もまた、古代の賢人たちが、天(宇宙の法則)、地(自然環境)、そして人(人間)の関わりを、長年の経験と観察に基づいて統計的に体系化した、いわば**「運命の統計学」「人間学」**なのである。これを理解するには、まず**「宿命」と「運命」**を明確に区別せねばならない。1. 「宿命」を知る学問としての四柱推命**宿命(しゅくめい)**とは、文字通り「宿る命」。これは、我々が自ら選ぶことのできない、与えられた条件のことだ。いつ、どこで、誰の子として生まれるか。どのような時代に生を受けるか。そして、生年月日時によって定まる、その人の持って生まれた気質、才能、体質。これらが宿命だ。四柱推命が明らかにしようとするのは、まさにこの「宿命」の部分だ。それは、いわば**「天から与えられた設計図」**であり、自分がどのような材料(木材か、石材か、鉄材か)でできているかを知るための手がかりなのだ。ある者は頑健な体質に生まれ、ある者は繊細な感受性を持つ。ある者は火のように情熱的で、ある者は水のように冷静沈着。これらは善し悪しではなく、単なる「性質」の違いに過ぎん。この「宿命」を知る
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