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探偵という「人を信じられなくなる仕事」への一歩目

「最初は、ただの興味と少しの勢いだった」プロの探偵になろう!なんて、大それた志があったわけじゃないんです。最初はただ、目の前の困ってる人を助けたくて――ちょっと首を突っ込んだ。それだけの話でした。でも、まさかその時の出来事が、自分を探偵の道へと引っ張っていくなんて。当時の自分には、まったく想像もつかなかったんですよね。探偵を始めたきっかけきっかけは、友人のひと言でした。「元カノに貸したお金、返してもらえなくてさ…」と。詳しく話を聞いて、代わりに弁護士にも相談してみたんですが――結局「法的にどうすることもできませんね」と言われてしまって。でも、「なんとかならないのかな」って思ったんですよ。いろいろ調べていくうちに出会ったのが、いわゆる“なんでも屋”と呼ばれる人たち。今でいうところの「探偵」に近い仕事をしている人たちでした。その中のひとりに連絡を取って、喫茶店で相談してみたんです。すると相手は、相手女性の状況を聞いたうえで、「こういう方法なら、回収できるかもしれない」と具体的な提案をいくつかくれました。流れで、着手金として5万円を預けて、様子を見ることに。……なんか、ドラマみたいな展開ですよね。で、後日、状況報告のためにまた会った時、その探偵さんから思いがけないひと言が飛び出しました。「一緒に仕事してみない?」――え?まさかのスカウト?驚きましたよ、そりゃあ。その場では即答できず、数日考えさせてもらいました。怖さもありましたけど、それ以上に「この世界、もっと知りたいな」って気持ちが勝ちました。で、数日後。腹をくくって飛び込んだんです、探偵の世界に。あ、ちなみに友人の件は……いつの間
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