知的障害のある息子の母歴20年
知的障害のある息子の母として、私もこれまで何度も悩み、迷ってきました。「どう関わったらいいんだろう」「この声かけで合っているのかな」「どうして分かってくれないんだろう」そんなふうに思ったことは、一度や二度ではありません。子育てをしていると、つい周りの子どもと比べてしまったり、「もっとできるようになってほしい」「将来困らないようにしてあげたい」という思いから、知らないうちに親のほうが力が入りすぎてしまうことがあります。でも、息子と過ごす中で、私は少しずつ気づきました。大切なのは、**「できないことをできるようにすること」だけではない**ということ。その子には、その子のペースがあります。言葉でうまく伝えられなくても、表情やしぐさ、行動の中に、たくさんの気持ちが表れています。「どうしてできないの?」ではなく、**「この子は今、何を伝えようとしているんだろう?」**そんなふうに見方を変えると、関わり方も少しずつ変わっていきました。そして、もう一つ大切だと感じていることがあります。それは、**お母さん、お父さんが一人で頑張りすぎないことです。**子どものことを大切に思うからこそ、悩みます。迷うこともあります。疲れてしまう日もあります。それでいいのです。完璧な親でなくても大丈夫。子どもと一緒に悩みながら、一緒に少しずつ成長していけばいい。私自身も、息子からたくさんのことを教えてもらってきました。「人と違ってもいい」「できることに目を向ける」「言葉だけがコミュニケーションではない」そして何より、**ありのままのその子を受け止めることの大切さ。**子どもを笑顔にしたいと思ったとき、まず大切にし
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