作ったサービスに「ユーザー」がいない理由
理想だけでは届かない僕が感じるのは、提供者の理想だけで立ち上がるサービスには、しばしば「ユーザーがいない」という問題がついてまわるということ。そもそも最初のきっかけとして、理想を掲げるのは悪くない。むしろ熱量の源として大切なものだと思う。けれど、それだけでは成立しない。ここでの成立とは何か。つまりは誰かがお金を払ってくれる状態。価値を感じて、対価を支払う人がいて初めて、ビジネスとして成り立つ。理想がどれだけ美しくても、その価値を誰かが見出してくれなければ、それは自己満足の領域を出ない。自己満足は否定しないが、最初の部分や少しだけであって、それを長くやるのは結果的にサービス化に繋がりづらいのだと思う。小さく試す、場を変えるとはいえ、最初から完璧なニーズを見つけるのは難しい。だからこそ、小さく試すという選択肢がある。例えば飲食店なら、1日限りのイベントをやってみる。そこで人が来るのか、どんな反応をするのかを見る。これはサービスでも同じで、特定の場で、期間限定でやってみることで、見えてくるものがある。だらだらと時間をかけてしまうと、かえって動きが鈍くなってしまう。瞬発力のある試行錯誤が、初期フェーズでは何より重要だと感じている。湖と釣り人のたとえユーザーがいないサービスは、魚のいない湖に釣り人を増やすようなものだと思う。いくら広告を出し、プロモーションを重ねても、ニーズそのものが存在しないなら意味がない。でも同時に、その湖に魚がいるかどうかは、実際に釣り糸を垂らしてみないとわからないというのも事実。だから、どこまで釣り糸を垂らすのか、どれだけの人で、何度試すのか。試行の仕方はいくらで
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