《 お話くん 》吉岡真人の青春日記
《 お話くん 》を作成しています。 小・中学生の創作記述・自己表現の練習に効果的です。 プリントがほしい方はPDFで送ります。 週5話 送ります。 木村センセ 小学6年お話くんを送ります
創作記述・自己表現の練習をしよう! ***********************************僕らのリバティ / グローブと未来と—吉岡真人の青春日記
第一話:グローブに誓う夢
春の穏やかな風がグラウンドを駆け抜ける。中学2年生になった吉岡真人は、泥だらけのグローブをしっかり握りしめながら、白いボールをキャッチャーミットに届ける練習に没頭していた。野球への情熱は誰にも負けないが、学校の授業と家庭学習にはいまだに距離を感じている。
「真人、あの球、いいねぇ!」仲間からの声援が飛ぶ。しかし真人の表情は曇りがちだ。学校では先生に叱られることが多く、授業中にノートを取るよりも空想の世界に浸ってしまう彼。気になるクラスメートの里美のことをふと思い出しては、一歩も近づけない自分に悔しさを感じていた。
放課後、真人はいつものようにリバティに向かう。塾の扉を開けた瞬間、待っていた加賀山先生の笑顔に少しホッとする。今日は数学プリントを手渡されたが、机の上に広げるよりも、自分の使い古したグローブを弄(いじ)りながらぼんやりしていた。
「真人、グローブの中に隠れたいのか?」と先生が冗談めかして言う。
「…いや、でも、野球の練習があるから宿題終わんないかも」と真人がつぶやく。
「なるほ
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