何が好きで、何が嫌いかさえわからなくなっていた自分だった。
自分の気持ちを話すのが苦手だった。『これが好き』『これ可愛い』『美味しいね』そんな気持ちすら 言葉に出来なかった怖かったのだ。「そんな風に思うのはおかしい」「間違っている」そんな風に言われることが。その言葉は私にとって 自分自身を否定されることに繋がり自分の存在が間違っている と言われることと同義になっていた。だから、私は 自分を守るために周りにあわせることを覚えた。周りが言うことが正しくそこにあわせていれば 私は存在していいんだとその歪んだ自己肯定の術は自分が本当はどう思っているかを一切 感じなくしていった。自分の好きも自分の嫌いも自分にとって心地の良いことも自分にとって不快なことも自分にとっての本当の幸せも自分にとっての幸せじゃないことも全部は『周りにあわせていれば 大丈夫』そうもいかなくなったのは コロナ渦のタイミング人との関わりが希薄になり「自分」を見つめる時間が増えた時モヤモヤが増えた。そのモヤモヤの正体を知るのはもうしばらく後のこと。それはずっと押し込めていた 自分の本当の気持ちだった。タロットカードとの出会いが「自分」を知る きっかけの1つになった。
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