何が好きで、何が嫌いかさえわからなくなっていた自分だった。

記事
コラム
自分の気持ちを話すのが苦手だった。

『これが好き』
『これ可愛い』
『美味しいね』

そんな気持ちすら 言葉に出来なかった


怖かったのだ。

「そんな風に思うのはおかしい」
「間違っている」

そんな風に言われることが。


その言葉は

私にとって 

自分自身を否定されることに繋がり
自分の存在が間違っている と言われることと同義になっていた。


だから、私は 自分を守るために
周りにあわせることを覚えた。

周りが言うことが正しく
そこにあわせていれば 私は存在していいんだと


その歪んだ自己肯定の術は

自分が本当はどう思っているかを
一切 感じなくしていった。

自分の好きも
自分の嫌いも

自分にとって心地の良いことも
自分にとって不快なことも

自分にとっての本当の幸せも
自分にとっての幸せじゃないことも



全部は
『周りにあわせていれば 大丈夫』



そうもいかなくなったのは コロナ渦のタイミング

人との関わりが希薄になり
「自分」を見つめる時間が増えた時

モヤモヤが増えた。



そのモヤモヤの正体を知るのは
もうしばらく後のこと。



それは

ずっと押し込めていた 

自分の本当の気持ちだった。



タロットカードとの出会いが

「自分」を知る きっかけの1つになった。 
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す