『考えて解く』ということを誤解しているお母さん 『好き勝手な妄想』と『考えること』は違います。
たまにですが、
『こんなに図や公式を暗記させて、考えないで解く子になりませんか?(あなたの指導方法はおかしくない?本当にそんなんで大丈夫なの?)』というご質問を受けます。
『まずいな。舟中敵国。最大の敵は身内にあり、、、』
『解き方を暗記しなくても解ける子は、確かにいます。ただ、その子でも全ての難問を時間内に解くのは不可能です。ですので、かなり暗記は必要です。』
『今からそんな勉強方法をとって、将来考えない人間になりませんか?』この質問は6年生の秋にされました。
算数については
小学3年生ぐらいで
市販の最レベ問題集などをやってみて、
考えながらスラスラ解いているかどうかで
頭の使い方はわかります。
ただ、
スラスラ解ける子でも暗記は必要です。
ほとんどの子は
全てを創造して解くのは不可能です。
一部の天才だけです。
(1人も見たことありませんが、、、)
ある程度は解き方や図を暗記してから、
『それらをどうやって組み立てて解答まで持っていくか』を考える。この作業を『考える』とは言わない‼️
と主張されるご家庭がたまにあります。
確かに、
解き方は暗記していますが、
その暗記の際には
なぜそういう解き方や図になるのかを、
原理原則から考えています。
自分の血肉にするために、
頭の中で噛み砕きながら考えています。
この作業をやらないで丸暗記することが『考えない』ことにあたり、
解き方を原理原則から考えて記憶することは、『考えない』ことにはあたらないと思います。また、
解き方を暗記した上で、
『問題文を精読して事実を整理し、どのように解法を組み立てるか』ここでも考える作業はしています
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