「結果が出てから考察を考える」は遅い?研究前から持っておきたい“考察の種”
研究を進めていると、「結果が出たら、そこから考察を考えよう」と思うことがあります。もちろん、実際の結果を見なければ書けないことはたくさんあります。でも、考察について考え始めるのは、本当に結果が出てからでよいのでしょうか?今回は、研究を始める前から少し考えておきたい「考察の種」について書いてみます。考察は「結果が出た後だけ」の作業ではありません研究では、研究計画を立てる。データを集める。分析する。結果を出す。そして最後に考察を書く。という順番で進むことが多いと思います。そのため、「考察は最後にやるもの」というイメージを持ちやすいかもしれません。でも実際には、研究テーマを考えたり、先行研究を読んだりしている段階から、「なぜこうなるのだろう?」「この要因が関係しているのでは?」と考えているはずです。これも考察につながる大切な材料です。結果を予想することと、結果を決めつけることは違います例えば、「経験年数が長い看護師ほど、○○の得点が高いのではないか」と考えたとします。これは一つの予想です。でも、実際に研究してみると、①予想通り、経験年数が長いほど高かったかもしれません。逆に、②経験年数が短い人の方が高かったという可能性もあります。あるいは、③経験年数による差がなかったという結果になるかもしれません。研究なので、どの結果もあり得ます。ここで大切なのは、「きっと①になる」と決めつけないこと。研究前に結果を決めてしまうのではなく、「①だったら何が考えられる?」「②だったら?」「③だったら?」と考えておく。これが、私が考える「考察の種」です。「有意差がなかったから書くことがない」は避けたい研
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