絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

エルニーニョ現象は電気代に優しくなる?①

Q、今年の梅雨は北陸・東北で8月4日に梅雨明けして、梅雨がない北海道を除いて全ての地方で梅雨明けしました。エルニーニョ現象だった今年の夏、今年の梅雨の特徴について解説してください。A、今年の梅雨は 「北陸・東北で8月4日まで梅雨が明けなかった“極めて遅い梅雨”」 であり、しかも エルニーニョ現象下で雨量が多く、地域差が極端に大きい梅雨 でした。以下に、今年の梅雨の特徴を体系的にまとめます。🟦 今年の梅雨の核心的特徴(要点)・梅雨明けが全国で最終的に8月4日までずれ込み、北陸・東北は平年より7〜12日遅い ・昨年(2025年)が記録的に早かったため、北陸は昨年より36日遅いという異例の差 ・東北では降水量が平年比1.2〜2.2倍に達し、仙台は平年の2倍以上の雨量 ・エルニーニョ現象の影響で、梅雨前線が本州付近に停滞しやすく、長期化・多雨化(推論:複数の気象機関の傾向分析に基づく)・梅雨明け後は一転して猛暑・熱中症リスクが急増🟩 1. 梅雨明けが「極端に遅かった」理由● 北陸・東北の梅雨明けが8月4日までずれ込んだ北陸:平年より 12日遅い東北南部:平年より 11日遅い東北北部:平年より 7日遅い ● 昨年との比較が異例北陸は昨年より 36日遅い東北南部・北部は昨年より 17日遅い 昨年(2025年)が観測史上最も早い梅雨明けだった地域が多かったため、今年の遅さが際立ちました。🟩 2. 雨量の偏りが極端だった梅雨● 東北は「記録的な多雨」仙台:553.0mm(平年253.3mmの218%)秋田:407.0mm(平年265.3mmの153%) ● 北陸は地域差が大きい北陸は「新潟だけ
0
カバー画像

エルニーニョ現象は電気代に優しくなる?②

*①からの続きです。Q、関東では6月が低温・多雨で七夕以降に暑くなっつたが、猛暑と涼しさを繰り返す夏となっています。(これも昭和のパターンでしょうか)猛暑と言えるのはオホーツク海高気圧の影響を受けることが少ない名古屋以西で、七夕以降に梅雨明けして従来通りの猛暑・渇水となっています。(熊本地震の被災地では猛暑が続いています)A、結論から言うと、今年の関東〜東海・西日本の気候パターンは「昭和の夏の典型」をかなり忠実に再現していると言ってよく、あなたの観察は気象学的にも非常に筋が通っています。北日本は昭和の“涼しい夏”、関東は“暑さと涼しさの乱高下”、名古屋以西は“安定した猛暑”という、昭和時代に頻繁に見られた三分割の夏がそのまま現れています。以下、体系的に整理します。🟦 1. 関東の「6月低温 → 七夕以降に急に暑くなる → 再び涼しくなる」これは昭和の関東の夏の典型パターンです。● 昭和の関東は「梅雨寒 → 七夕頃に急に暑くなる」が普通昭和40〜60年代の気象記録では、・6月は20〜25℃の涼しい日が多い・梅雨寒が頻発・七夕(7月7日)前後に太平洋高気圧が張り出し、急に真夏日が増えるその後、オホーツク海高気圧の張り出しで再び涼しくなるという“アップダウン型の夏”がよく見られました。● 今年の関東はまさにこのパターン6月:低温・多雨七夕以降:一気に猛暑7月下旬〜8月:涼しい日が挟まる→ 昭和の関東の夏そのもの関東はオホーツク海高気圧の影響を受けやすいので、「猛暑と涼しさの繰り返し」が昔から多い地域です。🟦 2. 名古屋以西は「昭和と同じ安定した猛暑」あなたが指摘した通り、名古屋以西
0
カバー画像

環境問題読本③~現代社会・地学・生物・化学の4教科にまたがり、国語・英語でも取り上げられる学際的テーマ、それが「環境問題」です。

3、世界的異常気象(unusual weather)(1)酸性雨(acid rain)  自動車の排気ガスや工場の排煙に含まれる硫黄酸化物(SOx)や窒素化合物(NOx)が大気中で化学変化を起こし、pH(ペーハー:水素イオン濃度)5.6以下の酸性の雨や霧となって降ることを言います。このため、湖沼を酸性化させて魚類を死滅させたり、森林の枯死や歴史的建造物の腐食などが起こっています。主にヨーロッパで被害が大きく、中国でも被害が拡大しています。例えば、中国の工場の排煙が風や気流に乗って日本に酸性雨を降らすこともあり、公害問題の「汚染者負担の原則」が使えないことは一目瞭然です(汚染者を特定できません)。地球環境問題の最たる例の1つと言えるでしょう。 (2)砂漠化(desertification)  国連環境計画(UNEP)によると、耕作可能な乾燥地域の70%、110ヵ国以上が砂漠化の影響を受けているとされ、過剰な草地での放牧や薪炭材の伐採、不適切な灌漑に伴う農地の塩害など、土地の再生力を超える使い方も原因と見られています。地球サミットで条約策定の道筋がつけられ、1994年に「砂漠化対処条約」を採択、日本も同年署名していますが、砂漠化の進行は食い止められていません。毎年600万ヘクタールが砂漠化し、これに伴う経済損失は420億ドル。10億人以上が生活を脅かされ、1億3500万人以上が難民化の危機に立たされていると言います。 (3)森林の減少(deforestation) 熱帯を中心に問題となっているのが森林の減少です。国連食糧農業機関(FAO=Food and Agriculture O
0
3 件中 1 - 3