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「ほめなきゃ」を見つめ直してみる①(ほめることの意味)

 「子育てはほめることが大事」、「教育はほめることが肝心」、「部下はほめて伸ばせ」。家庭でも、学校でも、またまた会社でも、ほめることの重要性を説くメッセージが溢れています。 「そうだな」と思う反面、責められているような感覚に陥るのは私だけでしょうか。正しさに納得を強いられて、できていない自分を責めてしまう。そういう親御さん、教員さん、ビジネスパーソンさんも多いように思われます。 だから、私たちのなかに存在する「ほめなきゃ」について見つめ直すことがこの記事の目標です。長くなってしまうので、今日はほめることの意味から考えます。ほめることの効用 まずは、ほめることの効用について考えます。次の3つの効用があります。1. 自己肯定感を育む| 人はほめられることで自己肯定感が育まれると言われています。 自己肯定感は、「自信」と似ていますが、自分が外界(だれかや何か)に働きかけると、外界が応じてくれるという感覚も含みます。もう少し柔かくいえば、「自分はこの世界に存在しても良い」という感覚です。2. やる気を育む| わかりやすいので行動療法という古典的な心理療法の考え方を持ち出すと、「望ましい行動を取ったとき、ほめられると同じ行動を次も取りやすくなる」という効用です。 『アメとムチ』ですね。もちろん、現代社会ではムチを含む暴力は、副作用が多いこともわかっており禁止されていますが。3. 関係性を育む| 感謝の気持ちや思いやり、愛情などのポジティブな感情を感じると、オキシトシンというホルモンの分泌が促進されます。オキシトシンは「幸せホルモン」と言われることもある、心身の健康や発達に大切なホルモンで
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