junction ~わたしの人生を変えたこと⑥~
~⑤からのつづき~いったい、いくつの検査をしたことでしょうか。連日の採血のほか、エコー検査、CT・MRIなどの画像検査は頭から腹部までくまなく調べました。あっという間に10日が経っていました。
入院した4人部屋のすぐまえが 電話室 なのがありがたく毎朝7時と夕食も済んだ19時半に自宅に電話をしていました。中学校の友人たちのこと、部活のこと、運動会の出場種目のこと、家の手伝いのこと、お父さんのようす。しーちゃんが話し終わると、こう君のお話し。こう君がおしゃべりしすぎると、しーちゃんが「代わってぇ!」とせがんでくる。(二人ともまだ幼いな、早くおうちに帰るからね。)しかし、止まらない血液混じりの痰…。出血源を調べるために耳鼻科受診、呼吸器外科受診なども並行しておこなっていました。鼻咽喉ファイバー・胃カメラも、やはり異常なし。そして気管支鏡検査をすることになりました。安西先生「溺れる感覚といいますか、苦しい検査ですが頑張ってください。」気管支鏡検査の必要性やリスク等の説明をおえて一枚の用紙を渡してきました。【気管支鏡検査の説明・同意書】わたし「わかりました。頑張ります。」そう言って同意書に住所と名前を記入しようとしました。あれ?住所…?番地…何番地だったかしら。ダメだ、思い出せない。その日を境に、どんどんと壊れていきました。これまで出来ていたことが出来ない。絶対に覚えていたことを思い出せない。視界が歪む、まぶしい、本が読めない。コインランドリーの利用届けに書く使用時間の計算が出来ない。眠りに入ることが出来ず、朝まで一睡も出来ない。自分が壊れていく不安・恐怖は今も上手に説明することができ
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