アヴォンリーの老女
つい先日、私の知り合いの70代独身女性から相談を受けました。
その相談内容をこんなところで暴露するのもなんかどうかと思うんですけど・・・タロットのお客さんじゃないし、彼女はネットをやらないのでまずバレる心配がないので、こんなところで暴露しちゃいますね。
だって、かわいいんですもん。
まるで、「赤毛のアン」のエピソードの一つにでも登場しそうなお話なんです。
彼女は独身、一人暮らしです。ずっとご両親と暮らしてましたが、結構前にお父さんが亡くなっており、お母さんも数年前に他界。
今は大きな家を引き払ってマンション暮らしです。
親戚はいるようなんですが、疎遠になっているそうです。まぁ、ご両親のつながりがなくなれば、兄弟やいとことはいえ、それぞれの家庭の方が大事になって疎遠になってしまうものですよね。
一人寂しく暮らしているようですが、資産家のようでお金には不自由していないようです。それで、あっちこっちと友人を訪ねたり、旅行をしたりもするようですが、ここ数年はコロナこともあって、家にこもりがちだったそうです。
そういう寂しい生活、マンションでのご近所さん付き合いも希薄な中、それでも行違う時に挨拶をする程度、ごみ捨てのついでに一言二言会話をする程度の交流はある。
で、同じマンションに今年から大学生になった娘さんのいるご家族があるそうなんですね。
その娘さんは、挨拶もきちんとできる優秀なお嬢さんらしく、老女さんは好感を持っているご様子。
何かのきっかけで、最近、彼女はそのお嬢さんが大学で茶道クラブに入ったことを知るのです。そして、お茶会があるらしいという情報をゲット。
さらに、そのお茶会に着
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