老後のために金を貯めるではなく老後のために稼ぐ
私なりのお金についての考え方を述べると
「お金は貯めずに使う」といったところだろう。 会社経営破綻までは、それなりのお金を稼ぎ不自由することなく思う存分に使っていたが、何もかもを失い日々の生活費すらままならぬ状況に陥った時はじめてお金の大切さ、怖さを知った。だからこそ得たお金は、大事に貯めていかなければならないと思うのが普通であるが、いくら苦しくてもそうは思わなかった。 何故なら得たお金を貯めたところでわずかな利息以外増えることはないからである。例えば1,000円のお金を預金しても元金は、ほぼ増えることはない。 しかし1,000円で1,500円の価値があるものを手に入れ売れたとすれば元金は500円増える。 但し元金が消えてしまうこともある。 だがこのようにお金を循環させ、お金がまわる道が出来上がると自然にお金が入ってくるようになると信じている。
それは、一文なしからスタートしたネット通販が物語っている。 当初は1万円で商品を仕入れ2万円を売り上げた。そしてその2万円で次の仕入れを行い4万円にした。更に4万円で仕入れを行い8万円を売り上げる、それを繰り返すこと約2年でどん底から這い上がった。(数字はあくまでも参考値である)
では、仕入れ代金や諸経費などの支払いはどうしたのかと疑問に思われるであろう。それは運良くも仕入れ先が当初から支払い方法を掛け払いにしてくれたことにある。つまり1万円の仕入れ代金の支払いは翌月でよく2万円の売上金は即日入金される。それを1ヵ月間繰り返すと翌月の仕入れ代金の支払いや諸経費、そのうえ生活費として使えるお金が残るというしくみでとなるのだ。
これを
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