ハイキュー!!に学ぶ、“強みを掛け合わせる”という考え方
漫画『ハイキュー!!』は、高校バレーボールを舞台に、それぞれ異なる個性を持った選手たちが成長していく物語です。この作品を読んでいて、マーケティングにも通じると感じるのが、「強みは一つとは限らない」というところです。主人公の日向翔陽は、バレーボール選手としては決して身長が高いわけではありません。バレーボールでは、身長やリーチが大きな武器になります。その点だけを見れば、日向は他の選手と比べて不利な部分があります。しかし日向は、その弱みを補うことだけに集中するわけではありません。持ち前のジャンプ力やスピード、反応の速さ。そして、ボールを追い続ける姿勢。一つだけを武器にするのではなく、自分が持っているさまざまな強みを組み合わせることで、他の選手にはないプレースタイルを作っていきます。これはマーケティングでいう「差別化」にも近い考え方かもしれません。例えば、「足が速い人」はたくさんいます。「ジャンプ力がある人」もいます。でも、その二つに加えて、さらに別の強みが組み合わさったとき、その人にしかできないことが生まれます。一つひとつを比べると、必ずしも誰よりも優れている必要はありません。大切なのは、何を持っているかだけではなく、それをどう組み合わせるか。これは商品やサービスにも同じことが言えると思います。まったく新しいものを作らなくても、すでにあるもの同士の組み合わせによって、新しい価値が生まれることがあります。『ハイキュー!!』に登場する選手たちも、それぞれ違う強みを持っています。パワー、スピード、技術、観察力、冷静さ。誰かと同じものを目指すのではなく、自分の持っているものをどう活かすかを考
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