お客様は神様じゃない、ある「レンタル彼女」の場合
あるモーニングショーを見ていると「レンタル彼女」を職業としている女性が出演していました。 ご存じない方も多いでしょうから、「レンタル彼女」とはどのような仕事なのかを簡単にご紹介しましょう。 要するに、若い女性が客と1対1で、手を繋いで街を歩いたり、食事をしたり、お酒を飲んだり、映画を見たり、カラオケをしたり、公園を散歩したり、夜景を見たりなどまるで恋人同士のように相手をしてくれるわけです。 料金は、ネットの広告では、指名料が1時間ごとに5,000円(デートは2時間から)、出張料金(交通費)3,000円、そして、デート代負担とのことでした。 結構お金もかかるようです。 擬似恋愛ですが、性的サービスはありません。 しかし、本当にいろいろなことを考えますねえ。 女性のほうもいわゆる風俗ではないので、気軽に仕事にできるのかな。 依頼する方も一般の女性に声を掛ける勇気がなかったり、そもそも女性と知り合う機会さえないという男性なんでしょう。 と思っていたら、上記の女性によると、クライアントにもいろいろいて、そんなに大人しい男性ばかりではないのだそうです。 彼女の話では、客にジュースを飲みたいと頼んだら、水でも飲めという、かなり「渋い」客が(彼女の表現では「くそ客」)いるとのこと。 当然ながら、禁止されている性的サービスを要求されることもあります。 彼女は、「お客様は神様」だと思っているからサービスする側を下に見て、無理なことを命令すると主張します。 商品を販売したり、サービスを提供する側と、それを購入・利用する客は完全に対等のはずだと。 まあ、考え方は間違っていないでしょう。 しかし、それ
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