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客室へのペット持ち込みについて(2)

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。羽田空港衝突事故では、「バルク室」に搭載されていたペット2匹が犠牲になりました。 この事故を受けて、JALでは、ペットの客室内への持ち込みについて議論を始めたと報じられています。 日本の航空会社ではペットは客室に同伴できないのが原則的な扱いとなっています。 一方、盲導犬や介助犬など身体障害者の補助犬の場合は、基本的に客室に同伴できる扱いです。 客室に同伴した補助犬は緊急脱出時にはどう扱われるのか、日本の各航空会社のホームページでは明記されていません。 この点につき、日本テレビがANAに取材したところ、 「緊急脱出時は人命優先の対応が求められますが、状況が許せば、盲導犬を含め機内同伴が認められている補助犬については、お客様と同様に脱出させることを想定しています」との回答が返ってきたとのことです。 つまり、ANAでは、人と一緒に補助犬を避難させることを保証はしないものの、脱出させることを想定しています。 国土交通省が公表している【運航規程審査要領】においては「緊急脱出時の手荷物持ち出し禁止」が定められています。 そのため、仮にペットが客席に同乗できる場合でも、補助犬とは異なり、緊急脱出時にはペットは手荷物扱いされることになっています。つまり、ペットを見捨てて脱出しなければならないことになっています。 補助犬とペットでは、確かに役割が異なるでしょう。 しかし、飼主にとっては、補助犬もペットも共になくてはならない存在であり、かけがえのない生命です。 国土交通省が【運航規程審査要領】において「緊急脱出時の手荷物持ち出し禁止」を定めているのは、
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客室へのペット持ち込みについて

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。羽田空港衝突事故で、「バルク室」に搭載されていたペット2匹が犠牲になったことを受けて、JALでは、ペットの客室内への持ち込みについて議論を始めたと報じられています。 「客室へのペット同伴を認めてほしい」という社会の声を受けたものです。 しかし、仮にJALが客室へのペット同伴を認めることになった場合、緊急脱出時にペットを手荷物扱いにするという現状も同時に改める必要があります。 客室内へのペット持ち込みについては、2024年1月15日から、スターフライヤーが、ペットを客室に載せることができる【FLY WITH PET】というサービスを全路線・全便で開始しています。 ただし、客室に搭乗したペットに関して、スターフライヤーは、【ぺットを機内に持ち込む際の遵守事項】として「緊急脱出時にはペットは機内に置いて行かなくてはなりません」という旨の事項を定めており、飼主に対して搭乗前の同意を求めています。 国土交通省が公表している【運航規程審査要領】においては「緊急脱出時の手荷物持ち出し禁止」が定められています。 そのため、スターフライヤーはペットは手荷物に該当すると判断し、「緊急脱出時にはペットは機内に置いて行かなくてはなりません」という旨の遵守事項を設けたものと考えられます。 確かに、ペットをケージに入れたまま緊急脱出するのであれば、他の乗客の脱出妨げになる可能性があるため、手荷物持ち出し禁止に該当することになるでしょう。 しかし、ケージから出したペットを抱いて脱出する場合、ペットは「手荷物」に該当するのでしょうか。 そもそも、【FLY W
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羽田衝突事故でのペットの犠牲をめぐって(2)

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。1月5日のブログにおいて、羽田空港衝突事故で、【バルク室】に搭載されていたペット2匹が犠牲になったことに関して言及しました。 まもなくスターフライヤーは、ペットを客室に載せることができる【FLY WITH PET】というサービスを、2024年1月15日から全路線・全便で開始します。 ところで、緊急脱出時には手荷物持ち出しが禁止されています。 客室に搭乗したペットに関して、スターフライヤーは、【ぺットを機内に持ち込む際の遵守事項】として「緊急脱出時にはペットは機内に置いて行かなくてはなりません」という旨の事項を定めており、飼主に対して搭乗前の同意を求めています。 航空会社は、「運航規程」を定めて審査を受け、国土交通大臣の認可を受けなければ、旅客事業を行なうことはできません。 緊急脱出時の手荷物持ち出し禁止については、【航空法】や【航空法施行規則】・【航空法施行令】では規定されておらず、国土交通省が公表している【運航規程審査要領】に定められています。 【運航規程審査要領】は、航空会社が定める「運航規程」の審査基準となるものです。 国土交通省が【運航規程審査要領】において「緊急脱出時の手荷物持ち出し禁止」を定めているために、スターフライヤーはペットは手荷物に該当すると判断し、「緊急脱出時にはペットは機内に置いて行かなくてはなりません」という旨の遵守事項を設け、国土交通大臣の認可を受けたものと考えられます。 確かに、ペットをケージに入れたまま持ち出すのであれば、手荷物持ち出し禁止に該当することになるでしょう。しかし、ケージから出したペッ
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