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【ゲーム音楽語り021】自宅でできる作曲環境・ワンダースワン編

今日から不定期に、家庭用ゲーム機の作曲環境について書いていきたいと思います。第1弾は、ワンダースワンです。ワンダースワン用の作曲ソフトはないため、自宅で作る場合はワンダーウィッチが恐らく必須と思われます。ワンダーウィッチは今となってはかなりレアな部類に入るのが残念な限りです。昨今のバージョンのWindowsそのままでは動作しないため、自分はDOSBoxというDOSのエミュレータを使っています。ワンダーウィッチの音源ドライバは、入手が簡単なものだと、標準ドライバのsound.ilと、S.W.氏が開発されたWTDの2種類があります。・sound.il作曲する場合の使い勝手はWTDのほうが圧倒的に優れていると思いますが、ワンダーウィッチ購入時に同梱されている標準サウンドドライバなので、多くのWWGP応募作品で使用されています。WTDにはない特長としては、ポルタメントを使用できる点が大きいです。また、標準のエンベロープだと、エコーが掛かったような癖のある減衰のしかたをするのが特徴です。確かエンベロープは自作できたと思います。ループを多用するとバグるという不具合があった記憶があり、これは致命的でした。・WTDワンダースワンで作曲する場合は、今となってはこちらの方がスタンダードだと思います。かなり自由度が高く、MML2MIDのMML文法と共通しているところが多いため、MML2MID用にMIDIで曲を作ってWTD用に移植するということが容易にできます。MML2MIDのMMLで表現できる曲であれば、基本的に再現できると言って良いです。ゼロから開発するというのでなければ、これ以上自由度が高い作曲
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【ゲーム音楽語り018】高いポテンシャルを秘めたワンダースワン音源

ワンダースワン音源については語りたいことがかなりたくさんあります。ツクールやデザエモンなどのコンストラクション系ソフトの他、開発環境系のソフトも収集していた私は、まだ大学生でお金がない中、定価で2万円くらいするワンダーウィッチを思い切って買いました。当時、まだチップチューンという言葉が国内では浸透しておらず、自分も特にピコピコしたサウンドを作りたくてワンダーウィッチを買ったわけではありません。ワンダーウィッチの説明書にPCM音源と書いてあるのを見て、スーファミのような音が鳴らせるのか!と当時は思いました。説明書に書いてあったPCM音源というのは、どうやら波形メモリ音源のことだったようです。雑な言い方をしてしまえば、波形メモリ音源は1周期がものすごく短いサンプリング音源のような使い方ができます。FM音源のような音だと1周期が短い音も多いので、FM音源のような音なら割と簡単に再現できます。「デジモンフロンティア ディープロジェクト」のBGMなどがそうです。波形メモリ音源の優れたところは、波形を自由に作れるため、サンプリング音源のような音も鳴らそうと思えば鳴らせる点です。例えば、エレピ(エレクトリックピアノ)などはFM音源よりもきれいな音を鳴らせます。あまりこういう使い方をしているゲームソフトを知らないのですが、「ロマンシングサガ」の「迷いの森」のオルゴールとコーラスの音色は未だにどうやって表現しているのか分からず、まるでスーファミ音源のようです。ワンダースワン音源の表現の幅が広がったのは、S.W.氏が開発されたWTDの功績によるところがかなり大きいです。特に音色の時間変化ができる点
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