行動(活動)の種類
最強動機から生まれる行動(活動)は、概して2種に分類することが出来ます。目標指向行動と目標行動です。この2つは、欲求強度に異なった影響を及ぼし、人間行動の理解に役立つので、実務家にとって重要な概念です。目標指向行動は、要するに目標達成を目指して動機づけられた行動です。ある時点で最強動機が飢えであったとすると、食事場所の探査や食物の購入、料理などは目標指向行動に当たります。他方、目標行動は、目標そのものにかかわる行動のことです。飢えの場合、食物が目標であり、食べることが目標行動に当たります。これら2種の行動の重要な相違点は、最強動機に対する効果にあります。目標指向行動に於いては、目標達成に至るまで、ないし、欲求阻止が起こるまで、起こります。欲求不満が高じてくると、欲求強度が減退し行動動機としては役立たなくなってしまう。つまり諦めることになってしまう事になります。目標指向行動に携わっている間は、欲求は増大します。だけど、目標行動そのものが始まると、欲求は一般に低下します。例えば、食べれば食べる程、食物に対する欲求は弱まります。そこで、その時点では他の欲求がその欲求よりも強くなり、行動は変化します。例えば、感謝祭の午前中、御馳走が準備され(目標指向行動)、その間に御馳走がテーブルに並ぶのが待ちきれないほど食欲が高まっていきます。食べ始めると(目標行動)、その欲求は低下し、他の欲求が入れ替わって重要になってきます。食卓を離れる頃には食欲は満たされ、行動はフットボール番組鑑賞に取って代わられます。こうして、番組鑑賞という受身的な娯楽への欲求が最強となり、テレビの前に座る。しかし、この欲求
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