コラム/“プロっぽさ”ってな~に?
ココナラでデザイン受注を始めて1年ちょい。しばしば求められるのが、「プロっぽさ」「プロならでは」「プロ目線」などなど、「プロ」であることをデザインで表すことです。「お金を頂いてデザインすること」がプロであるならば、確かに私はプロのはしくれです。しかし、「プロならではの洗練されたデザインをください」というオーダーですと、あまりに漠然としすぎていて、”プロ”としては、「このご依頼者様からどうやって求めているイメージの情報を引き出すか?」が一番の課題になってきます。時々あるのは、自社の基本的情報の他に、使用する画像、参考にしてほしい他社HP等を最初に添付して、「これでお願いします」で終わってしまうとき。デザイナーはあらゆる面でご依頼者の求めているものを観察しています。担当者のお話の姿勢、社内の希望、個人的な希望、デザインを作るに至った背景、HPだけからではなく、担当の方のお話からも社風を感じています。「コミュニケーションデザイン」という言葉がありますが、デザインはみんなコミュニケーションで出来上がります。「プロだから、こういうことをやってくれるだろう」という漠然とした依頼者のイメージの中にも、その「こういうこと」がその方の中で一体なんなのか、その方・会社様によって全部違います。「プロに共通するセオリー」なんてないのです。あるとしたら、自分のキャリアの中で積み上がってきた作風だとか、「こういう方はこんな感じのものを求めているだろう」という経験だとか、そういったものだと思います。もちろん、美大で習った基本的なデッサン法、色彩学や、光の原則、パース法(私はちょっと特殊な空間デザイン系を専攻
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