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鮭の遡上

鮭の遡上の様子は、北海道の秋の風物詩のひとつと言ってよいと思います。有名なところでは千歳のインディアン水車や十勝の千代田堰堤があります。余市川では橋の欄干からたくさんの鮭が遡上してくるのを見ることができますが、余市は観光客が多くなっていて駐車するのが難しいときもあります。 そこで私がお勧めするのは増毛の暑寒別川です。河川敷地に車を止められる広いスペースがあります。タイミングが良いと鮭を捕獲する様子を見ることができます。 私は10年程前に、偶然、捕獲作業を見かけたことがあります。川にショベルローダーが入っていき、川の一部に鮭が一休みする箇所があり、そこにバケットを入れて鮭をすくい上げます。河原にダンプが待っていて、バケットの鮭を架台に落とします。何回かすくい上げて架台に落とすと、クラクションの合図でダンプが発車します。架台から大量の水を排出しながらダンプは加工工場へ向かうのだろうと思います。まるで土木工事のような様子に歓声がわきます。 このダイナミックな光景を、その後は一度も見かけることができていません。先日も増毛を通過したのですが、残念ながら見ることはできませんでした。 札幌の豊平川には毎年1000尾程が遡上しているそうです。残念ですが、私は一度も見かけたことがありません。暑寒別川には何倍もの数が遡上しているのだと思います。 鮭は4年経つと故郷の川に戻って産卵すると学び、その時は感じませんでしたが、平均寿命は4年未満になるのだと思います。その年月を鮭なりに計画的に生きているのだろうと思います。 人間の寿命も、ある程度、決められていたら、私たちは今よりも計画的に生きていけるのだろ
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