ガン患者の苦しみ...

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コラム
はじめまして。
私は、両親をガンで亡くしました。
父は胃ガン
母は子宮体ガン
二人の介護は、本当に辛く苦しいものでした。
私は、19歳の時に
パニック障害と診断をされました。
小さい頃から多方面で敏感症で、空気を読む天才といわれたくらい
周囲に目を配る子供でした。
今思うと、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)だったんだなって思います。
その性質なゆえ、両親のガンと向き合うことが本当に苦痛でした。
世間で上手にやりくりできてしまう私は、誰にも相談をすることができませんでした。
病棟では、ガン患者とその家族に対して、カウンセラーの方が相談に乗ってくれるサービスもあったのですが、まったく癒されたことがありませんでした。
むしろ、カウンセラーの方が来ると、逆に気を使ってしまったり、癒えたフリをしないと問題扱いをされてしまうので、その時間が苦痛でしかありませんでした。
ガン患者を持つ家族は、自分の心のケアなんてしている暇はありません。
一番心を病んでしまっている家族のために、何かをしてあげようと必死になることでしょう。
しかし、実は、ここに大きな落とし穴があります。
ケアをしている人が、自分をしっかり守ってあげることで
ガンを患っている家族を、救うことができるようになります。
現実は、とても残酷な場面をいくらでも突き付けてきます。
介護している人を、どんどん追い詰めていきます。
そこには、やり場のない気持ちだけが育っていくのです。
まずは
「気づく」ことが大切です。
病を治そう!とするよりも
戦うよりも
今に「在る」ことです。
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