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こんにちは。ライフ・キャリアコンサルタントShizuです。

週末、100人近い参加者とともにオンラインでキャリアプランニングについて語りました。
将来どうなるのかが不確実な時代がやってくると言われて数十年経ちましたが、ここ最近、そのことをひしひしと感じる方は多いのではないかと思います。
私が大学を卒業した時は、”不確実な時代に対処していくのは、若い世代でなんだかんだ言いながらも、バブル期あたりの方は従来式日本型雇用で何とかなる”という雰囲気がありました。
さて、そんな時代を代表するワードとして”VUCA"も使われてかなり経ちましたが、改めてこの言葉の定義は
社会において未来の予測が難しくなっている状況と予測が難しくなった理由として時代の4つの側面を英語表記した際の頭文字です。
・V−Volatility:変動性
・U−Uncertainty:不確実性
・C−Complexity:複雑性
・A−Ambiguity:曖昧性
元々は1990年代の米軍軍事用語です。冷戦の終結により核兵器による戦略が前提だった時代の終焉と共に、戦局の見通しが不透明になった状態を指していました。
その後、VUCAはビジネスでも使われるようになります。テロのような人災、気候温暖化現象などによる自然災害、各国の話題を呼ぶ戦略など、想定外で予測不可能な出来事が次々と起こることから、現在は「VUCA時代」などと呼ばれることもあります。
企業の「チェンジ」(変革)が叫ばれて久しいですが、企業がチェンジすることを促せるのは、そこで働く人です。
個人の意識を「チェンジ」(変革)することなしに、企業の変革は進みません。
 この、「チェンジ」。単なる流行りのイベントとして乗っかるのではなく、必要なプロセスとして組み込む必要があるのではないでしょうか。
では、これに対処するためにどのような戦略が考えられるのでしょうか。
一つは、自分自身が対応しうる知識を持つために、学び続けることです。
しかしこれは、自分のメインキャリアがキャリアコンサルタントなどのような位置にあればいいのですが、メインキャリアがほかにありこのことも学び続ける。となると、仕事をしている以外の時間はこの学びに当てないと間に合わないくらい、膨大な話だったりします。
そのためには、専門家による学習と開発が必要となります。
今回の話し合いで、従来型の数か月後、数年後のキャリアプランニングではVUCAは乗り切れない。ということで必要になる、個人の「意識」について話題に。
私は就職氷河期、と言われるなか社会に出た時、第一志望の大企業に運よく就職しましたが、その企業ですら社会の流れには逆らえないことを知りました。
身をもって、VUCAを生き延びる術を考えましたが、考えれば考えるほど自分の意識改革なしではなしえなかったことも、実感しています。

「これでいいのだろうか」と迷いながらの人生に、その都度向き合う時代が本格的に来たようですね。



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