#18:視座を上げる ~人生を変えるモノの見方~

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たけやんです。
自分の成長のため &情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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以前、「言葉」に関するプラス思考のお話をしましたけど、今回は「視座を上げる(視点を変える)」ことによるプラス思考についてお話をします。

あなたは学生ですか?それとも社会人ですか?どちらにしても、組織やコミュニティで生きている人にとって、人間関係や仕事での不平・不満は少なからず存在するものです。

不平・不満の代表的なものとしては、
 「何で自分がこんな事をしなきゃいけないんだ?」
 「何で自分がこんな場所にいなきゃいけないんだ?」
という、悔しいような、情けないような、また怒りにも近い感情ではないでしょうか。

そんなあなたに、イソップの寓話「三人のレンガ職人」というお話をご紹介します。

~~~~~~~~~~~~【三人のレンガ職人】~~~~~~~~~~~~

ある旅人が、3人のレンガ積みをしている職人に質問をした。「ここで何をしているのですか?」

○一人目の職人は
『見りゃわかるだろう。レンガを積んでいるのさ。まったく、なんで毎日こ
 んな事しなけりゃいけないんだ。』

○二人目の職人は
『これはね、大きな壁を作っているんだよ。とても大変だけど、家族を養う
 ためには、ここで働かなくちゃいけないんだ。』

○三人目の職人は
『私たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を作っているんです。ここにたくさんの
 人が礼拝に来て、祝福を受けるんですよ。素晴らしい事ですよね。』

※この三人の、それぞれの未来を考えてみましょう。偉大な職人になるのは、
 はたして誰でしょうか・・・

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このお話しの中にも、不平・不満を言っている人がいますね。ですが、三人目の人は同じことをしているにも関わらず、楽しんで仕事をしているように見えませんか。

この人達は何が違うのか?と言いますと、簡単に言えば『視点が違う』からなのです。

まず、私たちが不平・不満に思うときの理由って、ほとんどが「なんで自分が・・・」「なんで自分だけ・・・」という、”自分の理想や欲求が叶わないことに対する不満”ではないでしょうか?(利己的な考え方)

逆に、楽しんでいる人の考え方としては、”自分のしている事が誰かの役に立っている” という目的意識と、”自分は素晴らしい事をしている” という自己肯定的な感覚ではないでしょうか。(利他的な考え方)

このように、人の行動や置かれている環境は同じでも、それらの本質的な意味や目的をどう位置付けるかによって、これほどまでに人の心情(モチベーション)は変わってしまうのです。

だからと言って、利己主義が悪い事だとは言いませんし、自己犠牲によって
成り立つ利他主義が良い事だとも言いません。

ここで言う ”最善な考え方” とは、『win-win』の精神だと私は考えます。

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よっぽど悪い事をしていない限り、あなたが頑張っている行為は「世のため人のため」、誰かの喜びにつながっているはずなのです。

ですから、自分のやっている仕事や生活環境に満足感を得られない・・・とお悩みの方は、ちょっと一息ついて、一歩下がった視点から自分を含めた全体を大きく見てみることをお勧めします。

仕事だけではありません。例えば・・・

○コンビニでおにぎりを買う(自分の食欲を満たすだけの利己的な行為)
       ↓↓↓
○経済活動としてお金を使っている
       ↓↓↓
○農業(お米)、漁業(海苔や具材)、加工業(おにぎり製造)、
 運送業(商品の輸送)、販売業(コンビニ)で働く人たちの収入に貢献

といった感じで、普段の何気ない行動でも、世の中で生きている誰かの役に立っているのです。

どうですか?ちょっと視点を変えてみて、自分がどれだけ素晴らしい事をしているかを改めて認識できれば、毎日が少し楽しくなるのではないでしょうか。


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