早稲田と早大学院、立教新座と立教池袋、青山学院と立教池袋 似ているようで全く似ていない試験問題

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早稲田中学早大学院中学
立教新座中学立教池袋中学
青山学院中等部立教池袋中学
名前や雰囲気やイメージは似ていますが、
中学受験の試験問題は全く違います。

算数については特に違いが出ます。

早稲田中学
偏差値が高いわりに、
問題は解きやすい素直な問題が多いです。
(桐朋中学を滑り止めにする人が多い)

早大学院中学
思考力を試される難解な問題で、
合格者平均も50点前後です。

立教新座中学
思考力が試される難解な問題で、
平面図形も立体図形も難しく
合格者平均も40点台です。

立教池袋中学
同じ偏差値の学校の中では
素直で解きやすい問題が多いです。

立教新座中学に受かるような子は、
立教池袋の問題で90点近く取れます。

青山学院中等部
立教池袋よりは少し解きにくい問題で、
問題数がとても多く
事務処理能力を試されています。
慶應中等部に似ている(似せてきた?)
と思います。

このように『似て非なるもの』なんです。

このような違いに気が付かずに、
親のイメージだけで
志望校を選んでしまうと、
対策をするのが大変になり
勉強量がかなり増えてしまいます

算数ばかりに時間をとられてしまうと、
暗記ものの勉強時間が減り
4科目の合計点が減ってしまいます

また、
思考力が試される問題の対策
時間を割きすぎると、
基本問題をポロポロ落とし始めます

こうならないようにするためにも
第一志望の学校を軸にして
その学校の問題傾向に似ている学校
選ばれた方が合格しやすいです。

桐朋中学が第一志望の子は、
早大学院や立教新座には受かりにくい。
(立教新座は多めに取るので、多少の誤差は出ます)

立教池袋や青山学院が第一志望の子は
早大学院や立教新座には受かりにくい。
慶應中等部の方が解きやすい。

こういったことに注意して
子供の頭の使い方と照らし合わせて
受験戦略を練ってあげてくださいね。

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