犬や猫にはお皿に水を入れて与えよう!

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自由研究のヒント:
犬や猫で給水ボトルがおすすめできないのはなぜ?

→水を飲む時は舌を下に巻き込んで水を飲むから。

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犬や猫を飼ったときに準備するものとして、生活スペース、飲食するところ、排泄するところが挙げられます。
犬や猫は体の60%は水分です。血液や細胞など体を構成するありとあらゆる部分に水分が含まれています。こうした水分はフードや飲み水から摂取しています。今回はとても大切な水について自由研究のヒントになるようご紹介します。

常に新鮮な水道水を飲める状況を用意する
1日2回はお水を取り替えましょう。飲水として最も適しているのは水道水です。ミネラルウォーターなどを与えたほうが体にいいのではないか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にはミネラルウォーターには多量のミネラルが含まれていておしっこに結晶ができやすくなるリスクも上がりますし、塩素なども含まれていないので開封して常温で放置すると雑菌が増えてしまう可能性もあります。水道水は人が飲んでも健康に問題がない量の塩素が含まれています。これは食中毒の原因となる細菌が増えないようにするためのもので、犬や猫などのペットにとっても衛生的でよいお水です。特にペットの場合は容器にお水を入れて数時間はそのままということが多いので、水道水が衛生的に最も安全なお水です。

動物の体質に適した容器を選ぶ
犬や猫の場合は給水ボトル(棒状の管に球が入っていて、この球を舐めると水が出てくる)でお水を与えるのは避けましょう。実は犬や猫は液体を吸うことができず、舌を後ろ向きに巻いて柄杓状にして水を巻き込みながら飲んでいるのです。給水ボトルで水を飲むためには、管の中の球を舐める動作が必要です。このためには舌を前向きに動かす動作をしなければなりません。犬や猫の本来の飲水動作とは異なる不自然な動きをしなければならないのです。当然うまく飲めない子も多く、水分をしっかり摂ってもらうにはお水は平らなお皿に入れて与えるのがもっとも良い方法です。少し地面から高さのあるお皿を使うと飲みやすくなります。


一方ウサギは舌を前に動かすことができるので給水ボトルでも水分を摂ることができます。もちろんお皿でもかまいません。
ウサギは葉物のお野菜からも水分を摂ることができるので、小松菜やキャベツなどもたっぷり与えましょう。
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