今日は、「手放し」について書いてみようと思います。
日々過ごしていると、ふとした拍子に、もう必要のないものを抱えたままになっている自分に気づくことがあります。
それは物かもしれませんし、気持ちかもしれません。
言われてずっと気になっていた一言だったり、うまくできなかった昨日の自分へのがっかりした気持ちだったり、もう終わったことなのに、心だけがまだそこに残っていることもあります。
私も時々、気づかないうちに心の中にいろいろなものを溜め込んでしまうことがあります。
頑張らなくてはいけない、ちゃんとしていなければいけない、もっとできるはず。
そんな思いが重なっていくと、心が少しずつ疲れてしまうのですね。
でも、そんなときに大切なのは、無理に前を向こうとすることではなくて、「もうこれは持たなくていいのかもしれない」と、自分にそっと許してあげることなのだと思います。
手放すというと、何かを失うようで少し怖く感じる方もいるかもしれません。
けれど、本当の手放しは、なくすことではなく、心を元の軽さに戻してあげることです。
ぎゅっと握りしめていたものを少し緩めるだけで、呼吸がしやすくなったり、見える景色が変わったりすることがあります。
スピリチュアルな視点で見ると、流れが滞るときは、たいてい「もう役目を終えたもの」が心の中に残っているときです。
古い思いを抱え続けると、新しい光が入る場所が少なくなってしまいます。
だからこそ、今の自分に合わなくなった思いや、不安や、無理をする癖を、少しずつ手放していくことには意味があります。
もし今、心が重いと感じているなら、全部を変えようとしなくて大丈夫です。
今日はひとつだけ、「もう責めなくていいこと」を手放してみてください。
それだけでも、心の流れはちゃんと変わり始めます。
手放した先には、なくなるものより、入ってくるやさしさのほうがずっと多いものです。
今日もあなたの心が、少しでも軽やかでありますように。
大丈夫です。必要なものは、手放しても、ちゃんとあなたのもとに残ります。