「出せば入る」法則にはある条件が必要
私は常日頃から、巷でよく言われている「成功法則」が当てはまるのは、"あるパターン"を持っている人達だけなのではないか?と考えていました。 スピリチュアル界隈でも、自己啓発系ビジネス界隈でも、「出せば入る」「お金は水のようなエネルギーだからとにかく溜めるな流せ」というような言説を聞きますよね。 これらを聞いてまず私は、「それは正論だけど、一定額のお金を持っていれば…あるいは普段から余裕のある資金繰りをしていればの話だよな」と考えます。一般の人々よりも、富裕層に言わなきゃダメなことなのではないかしら??貯金ゼロ世帯が多い現在の社会に、常に流せと説くのは結構酷なのではないでしょうか。それともそういう人々のことは前提として排除されているのでしょうか。 そもそも「出せば入る」のは、お金と何かを交換するわけですから当然なのですが、その「入る」ものが「出した」お金より有益かどうか、つまりコスパが良いのかは出してみないと分かりません。出したい対象に対して、色々リサーチして分析しても、その投資が成功するかどうかは結局50/50です。 それに、普段から生活するのにギリギリな収入しかない人達は、消耗品や生活を維持するものしか買えないわけですから、日常的に必要なものは、投資ではなく消費です。使ったら当然減るのは当たり前です。 ですから、出して増やそうと思うのなら、生