なぜ教育が大事なのか?子供の教育を考える

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こんにちは。
スピリチュアルヒーラーの沙耶美です。

お子様の教育について悩む親御さんのご相談は少なくありません。
毎日のように、どちらの学校がいいか、どういうことを学ばせたらいいか、というお悩みをいただきます。

教育というのは大変に重要です。

少しここで歴史のお話をします。
ある一部の国では、反日を掲げています。

しかし、台湾は日本は真の友人と、多くの台湾国民がいつも寄り添い助けてくれます。そして日本も台湾には支援の手を差し伸べる。
こうして常に真の友人の関係を築いてきました。

しかし過去をさかのぼれば、台湾は日本の植民地だった時代があるのです。今の私達は想像できませんが、ある日突然、違う国の軍隊や役人たちがどかどか、ずかずかっと入ってきて、知らない言葉で話しかけたり、まくしたて、しまいには自分たちの言葉を使わないように強要される。
信じられますか?その苦しみと悔しさが!

しかし、当時の日本では、台湾は初めての植民地で、何としても発展させたかった。当時の偉い人達は、日本の知恵と総力を結集して、台湾を発展させようと努力をしたのです。

教育では、日本語を学ぶことを必須としましたが、日本人と台湾人が一緒に授業を受け、優秀であれば、民族問わず大学に行けるようにしました。

その後日本は敗戦し、台湾には中国軍が入ってくるのですが、その時に台湾人たちが受けた辛い経験が、「日本の方がよかった、日本は台湾を良くしてくれた」という印象になり、今でも学校の教育の中で、日本は「真の友人」と教えてくれているのです。

私たちの国の教育は、受験のためであって、思想のために教育という考え方がないように思います。私は昭和48年生まれですが、私が大学までで受けた教育の中で。自分なりの価値観や考え方を養うための教育を受けたのは、大学に入ってからであったと記憶しています。今は違うかもしれません。
しかし他国では、幼稚園から自分の国の都合のいいように合わせた教育をし、他国を敵対視し、その教育の内容を「愛国者を養うため」といっているところもあります。

子供のころから、保育園や幼稚園の頃から、ずっと、例えば「自分の国以外をリスペクトしなくていい」と教えられていたら、私達は海外旅行もしなかったかもしれませんし、ほかの国の人たちを今とは違った目で見てきたでしょう。

つまり教育とは、それほど大事なものであり、家庭や学校でその人の思想や価値観を創り上げる重要なものなのです。
どんな学校に行くのか、どんな学びをするのか。
その選択は思想や価値観にかかわります。

子供が将来困らないため、成功するため。という視点でご相談いただくことが非常に多いですが、私はその前に、親御さんとして、どんな考え方や価値観を持った子供に育ってほしいのか、ということを先に考える必要があると思っています。

思いやりのある子
人にやさしさを向けられる子
それは当然のこととして、例えば、大人になったときに世の中をサポートできるような何かを生み出すような子供になってほしい、と主ならば、きっと今ならば英語や中国語、プログラミングなどを学ばせるという選択肢があるでしょう。

人に本当にやさしさと、思いやりと哲学的な視点で接することができる人、という風に感じるならば、お寺などで開催しているお習字教室に行くのもいいかもしれません。

スポーツを通じて社会に貢献できる人になってほしい、と思うならば、体操教室などがありますね。

子供は大人から与えられたものの中からしか興味を持てません。
まずは体験させてみる。それで、子供が嫌がったり、親の顔色を見て「楽しい」と言っているのであれば、また違うことを体験させる。心から目が輝いて、キラキラとしている様子がわかれば、それがその子の道です。

でも最初は、親御さんとして、どんな大人になってほしいのかを、よくよく考えてみる。自分自身の子供のころを振り返ったり、夫婦でよく話し合ったり、自分の親に自分の子供の頃のことを聞いてみるのも方法です。

私の場合は、とにかく本が好きでした。
生まれてすぐに病気がわかり、ほとんど外で遊べない子供でしたから、本が友達のようなもの。母が読み聞かせをしてくれましたが、小学校に入るころには、母は「本であれば好きなだけ買ってあげる」という作戦に出ました。
だからおもちゃには一切興味を持たず、ただひたすら本屋の子供向けのコーナーに通い詰めていました。

今になって母に聞くと、「運動できなかった分、勉強だけは何とか良い成績でいてほしかった。ある程度の大学に入ってもらうためには、読書が一番早いと思った」と言っていました。
だから私が本に興味があると思った瞬間に「本屋さんでは好きなだけ本を買ってあげよう」と思ったそうです。確かに私は子供向けの図鑑は全巻持っていたし、日本の歴史も漫画で覚えましたけれど、全巻持っていました。しかし、いわゆる当時流行っていたドラえもんなどの漫画本には一切興味を持ちませんでした。それよりも赤毛のアンや若草物語などを読んでいるほうがおもしろかったんだと思います。

結果的には、大学に在学中は3度論文で賞を取り、卒論もトップで卒業しました。就職後、企画する仕事に就きましたが、企画書を書くのには一切困らず、文章を書く、プレゼンテーションをするということには何ら抵抗がありませんでした。文章を書くことができるのは、人前で話すことも下手ではない、問ういうことになりますからね。

そして、今はスピのお仕事をしていますが、私は対面鑑定ではなくココナラでのメール鑑定をメインとし、日々ブログを書いています。

今でも年間、100万円以上は本に費やしている気がします。計算すると胃が痛くなりそうなので、いくら費やしているのか正確な数字は知りたくありませんが、感覚としてはそのぐらいです。今は図書館のすぐ近くに住んでいるので、通勤しているのかと思ってしまうぐらい、図書館にも通っています。

私の母の私への教育は正解でした。
本を読む、ということを中心の生活にすることで、将来の選択肢を山のように増やしてくれたのです。

民主主義の日本ですから、言論の自由があります。
だから、きっと人生で読み切れないほどの本が日々出版されて、そして色んな作家の考え方や価値観、世界観を知ることができます。
真実を伝えるジャーナリストたちの言葉を本や新聞から知ることによって、いま世界で何が起き、日本はどんな状況なのかを知ることができます。

きっと知らなくても生きてはいけます。でも知らないと選択肢は狭まるのです。

教育とはそういうもの。
生まれた瞬間から、何に触れ、どんな環境にいて、何を見聞きして学んでいくのか。それによって、他国を嫌うようになるかもしれませんし、平和のために働く人になるかもしれません。ピアニストになるかもしれないし、画家になるかもしれません。でもそれは、生まれた瞬間から、何に触れ、どんな環境にいるのかということで、すべて変わるのです。

スピリチュアル的に言えば、何回も生まれ変わって、違う人生を歩んでいる。そのすべてが私たちの細胞に記録されている。だから、興味を持つことはすべて過去で経験済み。そして文明の進化とともに、過去で経験したことをさらに発展させることもできるのです。

その過去の経験を呼び起こすのが、本であり、体験なのです。

私たち人間には、あらゆる可能性があり、道は常に1つではありません。
だからこそ、教育の中で、子供が少しでも興味を持ったと感じるものは徹底的に触れさせる。興味を失ったら、それはそれでOK。
一番、目を輝かせることは何かを、親はしっかり観察するのです。

なぜならば、学ぶということでしか、私達は自分の考え方や価値観を築き上げることができないからです。自分の将来の成功のためには、自分の考え方や価値観をしっかり持ち、認識し、正しく主張できる人になる必要がありますね。



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