日本人英語学習者に必要なのは「学習」ではなく「訓練」

記事
学び
海外で、日本人以外の英語学習者の話を聞いていると気づくことがあります。

それは、文法や語彙の使い方が間違いだらけでも、自分のいいたいことを主張できる人が少なくないということ。

文法が多少間違っていても、自分のいいたいことを相手に伝えることには成功しているし、「私の話を聞いてよ!」と全身で伝えることができているわけですね。

日本人の英語学習者はとにかく文法にこだわる人が多くて、そこが足かせになり、思い切ってスピーキングできなくなる状況に陥ることがあります。

―――間違えないでほしいのは、文法を無視しろといっているわけではないのです。

何がいいたいのかというと、日本人は中学校の英語教育を終えた時点で、かなりの英語文法力がついているということです。

だから、そこを今さら「学習」する必要があるのか、やや疑問を感じたりするわけで。

ただ、残念ながら、中学校などの英語教育では、「私これから話したいことがあるんだけど」を相手に伝えるテクニックなどは教えてもらえません。
少なくとも私の時代はそうでした。

―――文法を復習したり語彙を増やすことも大切です。
でも、それよりも、自分の持っている知識をアウトプットする、スピークアウトする「訓練」をすることの方が必要ではないかと思うのです。





サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す