「Yes」「No」だけではなく、フルセンテンスで答えるクセを付ける【英語初級者】

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英語初級者の場合、ネイティブの話していることを聞き取るだけで精一杯、という状況のことが多々あると思います。

そのため、質問に答えるさいに「Yes」あるいは「No」だけで済ませてしまいがちになりませんか?

もちろん、英会話の最初の難関は、相手が何をいっているのか聞き取ることです。
だから、質問の意味を理解し「Yes」「No」という短い返事であったとしても、レスポンスを返せるという時点で、すばらしい成果です。

でも、だからといって、いつまでもシンプルな回答だけでは、初級脱出はできません。

相手の質問を理解し、「Yes」「No」という回答ができるようになったら、次のステップとして、フルセンテンスで質問に答えることを意識してみましょう。

「フルセンテンス」といっても、長々としゃべる必要はありません(もちろん、大いにしゃべることで会話がはずみますが)。

Are you Japanese?
あなたは日本人ですか

と聞かれたら、「Yes」で答えてしまうだけでなく、

Yes, I am.
はいそうです

と、最後まできちんと話すということです。

否定形で答えるときは、

Are you American?
あなたはアメリカ人ですか?
No, I'm not.
いいえ、ちがいます。

ここまでの例文はbe動詞を使っていましたが、一般動詞の場合はこうなりますね。

Do you like sports?
スポーツは好きですか?
Yes, I do.
はい、好きです。
No, I don't.
いいで、好きではありません。

「Yes」「No」だけの短い返し方ではなく、フルセンテンスで答えるということは上記のようなことです。
中学英語で習いましたよね。

「Yes/Noだけでも会話は成立するのだから、別にそれでいいのでは?」

と思うかもしれません。

英語を学ぶ目的は人それぞれですので、英語話者と最低限の意思疎通ができればそれで十分とする方もいるでしょう。

しかし、英語ネイティブとの日常会話をテンポよく行いたいという場合には、こういった細かい文法を着実に押さえておくことが、むしろ早道になります。

そうして、このような「フルセンテンスで答える」訓練は、英語中級者でもなかなか身についていない「付加疑問文」を使いこなすための、架け橋にもなるのです。

(付加疑問文とは、「You are American, aren't you?」みたいな質問のことをいいます)


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