カウンセラー自身の問題を解決していなければならない理由

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コラム
今日はちょっと厳しいことを言うブログに
なってしまうかな…と思います(^^;

ですが、とても大切なことなので
そのまま気持ちを書きたいなと思います。


カウンセラーも人間なので
様々な問題を抱えていることも
あるかとは思いますが、

私は、
カウンセリングを行う人
つまりカウンセラー自身に
(解決できていないような)問題がある状態で、
他者にカウンセリングを行っても
意味が無いと思っています。

自分自身に問題があるのに
他者のカウンセリングを行ったとしても
自分の問題すら解決できていないわけですから、
やはり他者の問題解決は難しいと
考えるからです。

もちろん、現在同じような
悩みを抱えている方の気持ちを
理解したり、共感したりは
可能かなと思いますし

共感しあえるだけで
悩みが癒されることも
あると思います。

ですが、結局は“そこ”で
終わってしまうのですよね。
その先どうなっていくか、
真に解決できるのかは
知り得ないわけです。

自分自身の問題を解決していないわけですから、
当然と言えば当然のことです。

とはいえ、
カウンセラーが全員
自分自身の問題を解決しているのか
と問われたら
それはYesとは言い難いかなと思います。

ただ、
「今は問題が出ている状況だけれど、
解決できる方法を知っている」
というのであれば、
話は別かなと思うのです。


例えば、ですが。
私の過去の話をしたいと思います。

日々なんとなく生きづらさを感じ、
目標を立ててそれを達成するも
いつも満たされない感じがあり、

この満たされない思いはなんだろう…
と悶々とする時期があったのですよね。

それを突き詰めていった結果、
「全ての問題の根源にあるのは、“自己肯定感”なんだ」
「自分の生きづらさは、自己肯定感の低さにあったんだ」
という、一つの解に辿り着いたのです。

ですが、それを知り
生きづらさを減らす=自己肯定感を高める
という図式は理解したものの、
なかなか自分の
低い自己肯定感を高めることは
できなかったんですよね。

だから、他者の生きづらさに対しても
その図式を伝えるまで、しかできず、

自分の自己肯定感が低い状態なのに
他者を高めることはできないなと
その時、痛切に感じたんです。

それからというもの、
自分の問題であった「自己肯定感の低さ」という
問題に真剣に向き合い

本を読み漁ったり、講座を受けたりと
必死に勉強を重ねて
ようやく自分の問題を
クリアすることができたんですよね。

そうして、自分が長年抱えていた問題を
クリアできたことで、

自分の苦しかった過去は全て
同じく苦しむ方々を理解するために必要な
“宝物”だったのだと感じることが
出来るようになっていきました。

他者の悩みの理解や共感はもちろん、
解決の方法までしっかりと
身につけることができたので

ようやく、そこで初めて
「他者の力になれる」と
感じることができたというわけです。

それからというもの、
カウンセラーとしての道を歩み始め
今はお陰様で、多くの方々から
感謝の言葉をいただけるようになりました。

(私の方こそ、感謝の気持ちを伝えたいと
常に感じているところです)

なので、他者の問題解決のお手伝いを
したいと思うのであれば

まずは
自分の問題から目を逸らさずに向き合い
問題をクリアにしてから、
他者のカウンセリングを行うことを
オススメしたいと思います^^


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