退院後は、なるべく早く職場に復帰しようとしました。
しかし、現実は甘くありませんでした。
腰の痛みは入院前より明らかに残っており、座っているのも立つこともままならない日々が続きました。
それでも「休んでいる場合ではない」という思いから、痛みを我慢しながら出社を繰り返していました。
結果として、仕事は休み休みになるようになりました。
体調の良い日は出社し、痛みが強くなると休む。
そんな生活が徐々に当たり前になっていきました。
それと同時に、夜も眠れなくなっていきました。
布団に入っても頭が冴えてしまい、
朝方まで目が開いたままの夜が続くようになり。
昼間は強い眠気と疲労感に襲われ、集中力も明らかに落ちていき。
仕事のミスも増え、以前のように結果を出せなくなっていく自分に、苛立ちと焦りが募るばかりでした。
そこで上司の計らいで、私を外勤から内勤への移動を指示。
腰の痛みと不眠さえどうにかなれば、また仕事に集中できるはずだと信じていたのです。
友人に背中を押される形で、私は精神科を受診することにしました。
正直に言えば、「大げさなことにはならないだろう」と思っていました。
しかし、診察室で医師から告げられた言葉は、私の予想を大きく超えるものでした。
「あなたは入院に値する重度のうつ病です。向こう3ヶ月から半年は、職場復帰は無いものと思ってください」
その言葉を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になりました。
「自分はそんなに重症なのか」「一体この人は何を言っているのだろう」
様々な思いがぐるぐると頭の中を回っていました。
この診断が、私のその後の人生を大きく変えることになるとは、この時点ではまだ想像もしていませんでした。
(この続きは、その4で書く予定です)