ホワイトな職場で、うつ病になった理由その3

ホワイトな職場で、うつ病になった理由その3

記事
コラム
電話相談をしている”いいじま なおゆき”です。
「ホワイトな職場で、うつ病になった理由 その2」の続きです。
前回の記事から読み進んで頂ければ幸いです。


徐々に壊れていく私

再入院から凡そ1週間後、私は自己退院を選びました。
入院している間も、会社に迷惑をかけているという思いが頭から離れず、「このままではいけない」という焦りが強かったからです。
退院後は、なるべく早く職場に復帰しようとしました。

しかし、現実は甘くありませんでした。

腰の痛みは入院前より明らかに残っており、座っているのも立つこともままならない日々が続きました。
それでも「休んでいる場合ではない」という思いから、痛みを我慢しながら出社を繰り返していました。
結果として、仕事は休み休みになるようになりました。
体調の良い日は出社し、痛みが強くなると休む。
そんな生活が徐々に当たり前になっていきました。

それと同時に、夜も眠れなくなっていきました。
布団に入っても頭が冴えてしまい、朝方まで目が開いたままの夜が続くようになり。
昼間は強い眠気と疲労感に襲われ、集中力も明らかに落ちていき。
仕事のミスも増え、以前のように結果を出せなくなっていく自分に、苛立ちと焦りが募るばかりでした。

そこで上司の計らいで、私を外勤から内勤への移動を指示。
事務の仕事は過去にも経験があったので、業務自体は問題ありませんでしたが、根本的な解決には至らず。
会社も必要最低限の業務だけを任せるように。
今思えば、このような職場はまずあり得ないです。
本当に社員ファーストな経営理念だと、そんな風に振り返っています。

うつ病の診断

度々私を訪ねて来ていた親しい友人が、ある日様子を見かねて「一度、精神科に行ってみたらどうか」と勧めてくれました。
当時の私は「ただ睡眠薬をもらえればそれでいい」と思っていましたが。
腰の痛みと不眠さえどうにかなれば、また仕事に集中できるはずだと信じていたのです。
友人に背中を押される形で、私は精神科を受診することにしました。

正直に言えば、「大げさなことにはならないだろう」と思っていました。
しかし、診察室で医師から告げられた言葉は、私の予想を大きく超えるものでした。

「あなたは入院に値する重度のうつ病です。向こう3ヶ月から半年は、職場復帰は無いものと思ってください」

その言葉を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になりました。
「自分はそんなに重症なのか」
「ただ腰が痛くて眠れないだけなのに」
「一体この人は何を言っているのだろう」

様々な思いがぐるぐると頭の中を回っていました。
この診断が、私のその後の人生を大きく変えることになるとは、この時点ではまだ想像もしていませんでした。

(この続きは、その4で書く予定です)

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