学会発表は「アニメーション」を使いすぎない方が伝わります

学会発表は「アニメーション」を使いすぎない方が伝わります

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学び
PowerPointで学会発表資料を作るとき、

「せっかくなら動きを付けよう。」

そう考えたことはありませんか?

PowerPointには、フェードやワイプ、ズームなど、さまざまなアニメーション機能があります。

うまく使えば説明しやすくなる一方で、使い方を間違えるとかえって伝わりにくい発表になってしまうこともあります。

私は大学で講義資料や研究発表資料を作成・添削する機会がありますが、「アニメーションを減らした方が分かりやすくなる」と感じる資料は少なくありません。

今回は、学会発表でアニメーションを使う際に意識したいポイントをご紹介します。

アニメーションは「目立たせる」ためではありません


PowerPointには便利な機能がたくさんあります。

そのため、

・文字を飛ばす

・回転させる

・ズームさせる

など、さまざまな演出を試したくなることがあります。

しかし、学会発表の主役はスライドではありません。

研究内容そのものです。

アニメーションが目立ちすぎると、聴講者の意識が内容ではなく演出に向いてしまいます。

よくある失敗


実際によく見かけるのが、

すべての文字が別々に表示される
グラフまで複雑に動く
クリック回数が多すぎる
発表テンポが止まってしまう

というケースです。

発表者自身も、

「次は何回クリックするんだっけ?」

と焦ってしまうことがあります。

アニメーションは便利ですが、多用すると発表の流れを崩してしまいます。

シンプルな動きだけで十分です


私がおすすめするのは、

フェード
順番表示

程度です。

例えば、

箇条書きを一つずつ表示するだけでも、

聴講者の視線を誘導できます。

派手な演出を加えなくても、

必要な情報を順番に見せるだけで十分効果があります。

配布資料では動きは伝わりません


学会では、

発表後に資料を配布することもあります。

しかし、

印刷された資料では、

アニメーションはすべて消えてしまいます。

つまり、

動きがなくても伝わる資料

になっていることが重要です。

アニメーションに頼りすぎると、

紙になった瞬間に伝わりにくい資料になってしまうことがあります。

発表者が話しやすいことも大切です


アニメーションが増えるほど、

クリック操作も増えます。

すると、

説明するタイミングとクリックのタイミングがずれ、

発表者自身が話しにくくなることがあります。

発表では、

スムーズに話せることも大切です。

余計な操作を減らすことで、

内容に集中できるようになります。

本当に必要な場面だけ使いましょう


もちろん、

アニメーションを使ってはいけないということではありません。

例えば、

手順を順番に説明するとき
フローチャートを一つずつ見せたいとき
比較対象を段階的に示したいとき

などでは効果的です。

重要なのは、

「必要だから使う」

という考え方です。

「使えるから使う」ではなく、

目的に合わせて選ぶことが大切です。

私が資料作成で意識していること


私がPowerPoint資料を作成するときは、

まず

アニメーションが無くても伝わる資料

を作るようにしています。

レイアウトや文字の大きさ、

図表の配置などを整えたうえで、

必要な部分だけ動きを加えます。

その方が、

印刷しても見やすく、

発表でも伝わりやすい資料になります。

まとめ


PowerPointのアニメーションは、

使い方次第で発表を分かりやすくすることもできます。

しかし、

派手な演出を増やすことが目的ではありません。

大切なのは、

研究内容が自然に伝わることです。

「動きを減らしたら、かえって分かりやすくなった。」

そんな資料を目指してみてください。

PowerPoint資料や学会発表資料を、

「もっと見やすくしたい。」

「伝わる資料にブラッシュアップしたい。」

という方は、お気軽にご相談ください。

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