「頑張り」で回す現場をやめた結果、働き方が変わった
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ビジネス・マーケティング
私は20代〜30代にかけて、3回休職しました。
抑うつ状態、適応障害。
当時はずっと、
・自分が弱いからだ」
・もっと頑張らないといけない」
そう思っていました。
ですが、現場に戻るたびに、
ある違和感が強くなっていったのです。
それは、
“真面目な人ほど壊れていく”
という現実でした。
自分が頑張れば回ると思っていると、
いつか限界が来る
当時の私は、
とにかく一人で抱え込んでいました。
・ミスを減らす
・工数を守る
・納期を間に合わせる
・トラブル対応する
・教育する
・データ整理する
全部を「自分が頑張ればなんとかなる」で回そうとしていた。
ですが、
そのやり方は長く続きませんでした。
頑張るほど、仕事が集まる。
気づける人ほど、抱え込む。
そして、壊れる。
・家に帰っても仕事のことが頭から離れない。
・休んでいても罪悪感がある。
・ミスが怖くて、常に気を張っている。
「もっと頑張れば何とかなる」と思っていましたが、実際は逆でした。
頑張り続けるほど、
余裕がなくなっていったのです。
私が最初に変えたのは、
「気合」ではなく構造だった
そこで私は、考え方を変えました。
「一人で解決しようとする」のをやめたのです。
信頼できそうな人と、一緒に課題解決に取り組むようにした。
最初は怖かったです。
・仕事ができないと思われるんじゃないか
・頼るのは甘えじゃないか」
そんな感覚もありました。
ですが、実際にやってみると、
現場の見え方が変わっていきました。
属人的だった作業を整理し、
感覚で回っていた部分を言語化し、
「誰がやっても再現できる形」に変えていったのです。
実際に取り組んだ改善
例えば、こんな改善を行いました。
・工数削減:約30%
・段取り・切替ロス:約50%削減
・複数管理されていたデータの一元化
・自分専用の時短Excel作成
・教育シート・共有資料の整備
もちろん、最初から上手くいったわけではありません。
ですが改善を進める中で、
あることに気づきました。
それは、
「人を頑張らせる」より、
「頑張らなくても回る構造」
を作る方が重要だということです。
天才に頼る現場は、いつか止まる
現場には、本当に凄いベテランがいます。
感覚で異常を見抜き、
誰より早く、正確に作業できる。
ですが、その“天才性”に依存しすぎると、現場は再現性を失います。
だから私は、
「天才を真似する」より、
「なぜそれができるのかを分解する」
方を重視するようになりました。
すると、現場改善は“才能”ではなく、
“設計”の問題として見えるようになったのです。
壊れないための改善は、甘えではない
現場では今でも、
・根性
・気合
・我慢
で乗り切ろうとする空気があります。
ですが私は、実際に壊れました。
だからこそ思います。
壊れないための改善は、逃げではない。
長く働き続けるために必要な「設計」です。
結果、気持ちの部分にも変化が表れます。
・周囲が相談しやすくなった
・教育負担が減った
・ミス時の空気が変わった
・休みやすくなった
・自分が家で仕事を引きずらなくなった
もし今、
・自分が頑張るしかない
・全部抱え込んでしまう
・現場が属人化しすぎている
そんな悩みを抱えているなら、
一度“構造”を見直してみてください。
人を壊しながら回る現場ではなく、
人が安心して働き続けられる現場へ。
そのための改善は、必ずできます。