壊れるまで頑張って、3回休職した話。

記事
コラム
20代から30代にかけて、僕は3回休職しました。
抑うつ状態、適応障害。
当時は「自分が弱いからだ」と本気で思っていました。
でも今は、少し違う考えになっています。



20代、初めての休職。


「頑張らないと」が、自分を壊した。

20代で管理者になった頃の話です。

当時は、とにかく毎日プレッシャーに追われていました。

直属の上司からは、

「これやらなあかんやろ」
「あの機械のメンテどうなってる?」
「指導ちゃんとできてないやん」

そんな言葉を毎日のように言われ続けていました。

周囲からも同じような指摘が増え、
常に“追われている感覚”がありました。

最初は、
「自分がもっと頑張ればいい」
と思っていました。

でも、徐々に頭の中が整理できなくなっていきました。

あれもしないと。
これも終わってない。
急がないと。

焦りだけがどんどん積み重なっていきました。

その頃から、
頭痛や胃痛が出始めました。

それでも、
「休んだら迷惑がかかる」
と思って無理を続けていました。

そしてある日、
本当に身体が動かなくなりました。

結果、3週間の休職。

病院では「抑うつ状態」と診断されました。

そこからの毎日は、
正直かなり辛かったです。

何もする気が起きない。
身体は休んでいるはずなのに、心がずっと苦しい。

“回復する”というより、
“無気力の底から少しずつ這い上がる”
そんな毎日でした。

薬の力も借りました。

そして何より、
家族の支えが大きかったです。

少しずつですが、
「今日は外に出られた」
「少し眠れた」

そんな小さな回復を積み重ねていきました。

ただ、その時に強く思ったんです。

「このままの考え方では、また壊れる」

だから、
“全部を完璧に抱え込もうとしない”
ことを意識するようになりました。

今でも簡単ではありません。

でもあの経験があったからこそ、
「頑張りすぎて壊れる人」の気持ちは、
少しわかるようになった気がします。

30代、2回目の休職。

真正面から受け止めすぎて、また壊れた。

30代になってからの休職は、
1回目とは少し違う苦しさがありました。

原因は、
上司との関係でした。

理不尽な指示や強い言葉を、
毎日のように真正面から受け止めていました。

「もっと早くしろ」
「なんでこんなミスするねん」
「それくらいできるやろ」

無理難題を押し付けられても、
こちらの状況説明はなかなか理解されませんでした。

「いや、現場はそんな簡単ちゃう」
そう思いながらも、
うまく伝わらない。

納得できない。
でも飲み込まないといけない。

その繰り返しでした。

自分の中でも、
反発する気持ちが強くなっていきました。

「それはおかしいやろ」
「無理やって」

ぶつかる毎日。

でも、真正面から受け止め続けた結果、
心も身体も削られていきました。

そして、
前回と同じような症状が出始めました。

頭痛。
胃痛。
眠れない。
身体が重い。

「あ、またあかんかもしれん」

そんな恐怖が頭をよぎりました。

でも職場環境は変わらない。

むしろ、
日が経つほど悪化していく感覚がありました。

そして再び、
離脱することになりました。

診断は「適応障害」。

正直、
かなり落ち込みました。

「またか…」
という気持ちもありました。

薬にも頼りました。

そして今回も、
家族に支えてもらいました。

本当は、
迷惑をかけたくなかった。

申し訳なさも強かったです。

でも、
この経験で少し考え方が変わりました。

全部を真正面から受け止める必要はない。

理不尽な言葉まで、
全部心に入れなくていい。

スルーする力も、
自分を守るためには必要なんだと学びました。

もちろん簡単にはできません。

でも、
“耐えることだけが正解じゃない”
そう思えるようになりました。

30代後半、3回目の休職。

「もう無理かもしれない」と認めた時、少しだけ楽になった。

3回目の休職は、
今までとは少し違う形でした。

今回は、
自分に直接強く当たられるというより、
周囲への愚痴やボヤキを毎日聞かされ続ける環境でした。

本人がいない場所で、
大声で部下の悪口を言う。

「あいつはダメや」
「全然できてない」
「なんでこんなことも分からへんねん」

そんな言葉が飛び交う中で、
仕事をしていました。

正直、
かなりしんどかったです。

「なんでこんなん聞かされながら仕事せなあかんねん」
「不満あるなら本人に直接言えばええやん」
「上司が部下の悪口を周りに言う意味わかってるんか?」

そんなことを、
ずっと頭の中で考えていました。

でも、
もちろんそんなことは簡単に言えない。

だから、
毎日飲み込んでいました。

その頃から、
異様な疲労感が出るようになりました。

身体というより、
精神がずっと削られている感覚でした。

「このままではあかん」

そう思って、
今回は社長に直接相談しました。

現場の状況。
精神的に限界なこと。
このままだと危ないこと。

勇気を出して、
全部伝えました。

「これで何とか変わってくれるかもしれない」

少し期待していました。

でも、
何も変わりませんでした。

その“期待外れ”が、
かなり大きかったです。

そして、
3回目の離脱。

診断は、
抑うつ状態と適応障害でした。

正直、
かなり自分を責めました。

「また休むんか」
「自分が弱いんかな」

そんなことばかり考えていました。

でも、
その頃から少しずつ思うようになったんです。

「もう周りに期待しすぎるのはやめよう」

会社が変わることを期待し続けて、
自分が壊れる方が危ない。

「この会社に居続ける必要はない」

そう思えた時、
少しだけ気持ちが楽になりました。

そして数年後、
転職しました。

環境が変わるだけで、
ここまで心の負担が違うのかと驚きました。

今振り返ると、
あの時の自分は、
“弱かった”というより、
限界まで耐えすぎていたんだと思います。

今だから思うこと

今の職場は、
以前と比べるとかなり健全です。

もちろん仕事なので大変なことはあります。

でも、
“人が人を追い詰める空気”
がありません。

それだけで、
こんなにも心の負担が違うんだと感じています。

昔は、
「自分が弱いからダメなんや」
と思っていました。

でも今は、
環境の影響って本当に大きいんだと分かります。

どれだけ頑張っても、
壊れてしまう環境はある。

逆に、
安心して働ける環境だと、
同じ自分でもこんなに違うんだと思いました。

だからもし今、
1人で抱え込んでいる人がいるなら伝えたいです。

助けを求めていい。

弱音を吐いていい。

泣いてもいい。

限界まで耐えることだけが正解じゃない。

自分を守るために、
逃げる選択をしてもいい。

あの頃の自分は、
「迷惑をかけたくない」
「頑張らないと」
ばかり考えていました。

でも、
壊れてしまったら、
立ち上がるのに本当に時間がかかります。

だから、
どうか1人で抱え込みすぎないでほしい。


同じように、
「もう限界かもしれない」
と感じている人へ。

話すだけでも大丈夫です。
うまく言葉にできなくても大丈夫です。
一人で抱え込まず、 頼ってください。
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